悲しい話 | ヤマガラ家のシーズー日記

ヤマガラ家のシーズー日記

愛犬(シーズー)との散歩や日々の出来事

この話はとっても悲しいので
読みたくない人は
飛ばしてください。

私にはかなりの数のワンコ友達がいます。
みんなだれそれのママ、パパで本名を知らなかったりもします。
その中の1匹のブルちゃんのお話です。

飼い主さんの転勤が決まりました。
行き先はコロンビアです。なんて遠い・・・
気軽に帰国できる距離ではありません。
そしてワンコは9歳のブルドッグ
今ではほとんど見ない純潔のブルちゃんなのです。
すでにガンを経験していて、体力は弱り気味です。
飛行機は短ぷん種を乗せてくれません。
つまり、うちのシーズーやペキニーズ、極めつけの短ぷん種である
ブルドッグは飛行機会社から乗車を断られます。
現在、小型犬を客室持ち込みを許可している飛行機会社もありますが
長距離の場合はほとんどなく
かなり大きいブルを客室に入れてくれる会社はありません。
シーズーであるうちのワンコが運べたのは
運んでも大丈夫という時期を選んで載せてもらったのでした。
しかし、ブルちゃんには全くその期間がありません。
飼い主さんは、引取り手を捜したようですが
見つからず
保護施設に問い合わせたら、引取り料が80万と言われたそうです。
飼い主さんは泣く泣く処分することを決めたのだそうです。
飼い主さんの態度にブルちゃんも何か察したそうで
なんか、変ったのだそうです。
飼い主さんは、もう、かなり弱っているブルちゃんの最後を自然な状態で看取りたかったようですが、時間がないので
獣医さんにもっていったのだそうです。
そのギリギリの日まで
飼い主さんは毎日泣いていらしたそうです。

アメリカへ行く前は、けっこう散歩時間にお会いした方でしたが
帰国後は、あんまり会わず
転勤の話と処分の話を
別のワンコ友達から一緒に聞いたのでした。
私たちワンコ・ラブの飼い主にとって
ワンコは我が子
愛しい 愛しい赤ちゃんなのに
人間ではないことで、こんなことが起きてしまいます。

こういうことが起きないようにするには
どうしたらいいんでしょうか・・・

すでに2匹の室内犬がいて
とっても焼きもち
うちも、とてもこのブルちゃんを引取れませんでした
(話を聞いたときは、すでに処分のところまできていました)

えーんえーんえーんえーんえーんえーんえーんえーんえーんえーんえーん