思うこと | ヤマガラ家のシーズー日記

ヤマガラ家のシーズー日記

愛犬(シーズー)との散歩や日々の出来事

コメントいただいた方の内容から・・・思うこと、考えることなど
ちょっと書いてみたいと思いました。
 
まず こちらの一般的なパーティについて
服装: Gパン、または半ズボン、今こちらで流行している女の人のファッションは
足首までのロングのサマードレスタイプのペラペラのワンピ
一方短パンは、お尻が見えるんじゃないか、と思えるくらいの足の付け根から 足が出るショートパンツと極端
とりあえず、Tシャツに半ズボンでどこでもOK!
 
少し前にお茶に招待いただいた教会の方のお宅は
キッチン横のダイニングにイスが8脚くらい、リビングに10にくらい座れるような家具設定でした。
 
今回のお宅はほとんど庭にいてよくわからんかったけれど
庭には10人くらいしか座れなかったんで、後の人は立ち
集まった人は全員が同じところにいるわけではなく、室内のリビング(ソファが3つくらいありました)にいたり
デッキの上にいたり
おしゃべりする人、ゲーム(蹄鉄を使った輪投げのようなことをしていました)をしたり、適当~
 
食事は普段の内容をきいていると、今回のパーティは
みんな特別に作っていただいたものばかりに思いました。
切ったものを持ってきていただいたので写真を撮れなかったのですが
手作りチーズケーキは これまた手作りのチェリーのジャムがかかっていて 良かったです。
 
アメリカの普通の食事は
朝、シリオ(ものすごい種類がある。コーンフレークはコーンだけれど、実際はオートミール、ブランなどいろいろ)
と飲み物だったり、トースト、マフィンなどそれぞれの好みで。
昼 サンドイッチ、またはハンバーガー、
手作りの場合はたぶんサンドイッチが主流 中身はハム
夜はピザとか、かもしれない、と思います。各種冷凍食品
 
こちらのお店はハンバーガー系とピザはいっぱいです。
 
今回30人入る、と書いて すごい、ということでしたが、私はそのくらいは普通にそういうのを見て育ったので
なんとも思いません。日本だと床に座るのでスペースもイスもいりませんが、
こちらはイスに座らないといけないので、イスはスペースがいりますし、大変だと思います。
 
私が最初の家でとっても不満だったのは、太陽が入らなかったことですが、それと同時に
持ってきた荷物が片付かない、というのがありました。
2LDKの我が家の荷物の半分ほどしか持ってきていないのに
それが入らないのでした。床面積的にはずっと広いのに、収納するところがないんです。
今でも、こちらの家は どこに掃除機を収納するのか わかりません。
地下室に入れたら、2階で主に使うのに、階段を運ばなければならず、とても不便です。
前の家には地下室はありませんでした。2階でしたから。
 
私の実家は名古屋駅から程近いところにありますが
私が子供だった間は、とても古いしきたりと設備で、まわりの家と少し違っていたように思います。
ただ、みんなと違う、というのに気づいたのは高校生になってからで
ずっとそれが普通だと思っていました。
 
街中の家だったので、家は壁と門で囲まれていて、他の人がすっと入れるような造りではありませんでした。
敷地内には3軒あり、1軒は本家の我が家
庭をはさんでおむかいが父の一番上の姉の家族が住み、
うちの隣は借家として貸していました。
風呂、トイレなどは別棟で玄関から外にでなければいけませんでした。
祖父母が寝たり、居住していた部屋2間には神棚や仏壇がありました。
親族が集まると、こちらで食事をしました。
父の兄弟は7人で、1人をのぞき、全員が名古屋市内とその周辺に住んでいたので
何かあったら、すぐに集まりました。
兄弟の数はうちが一番少なく2人で、多いところは4人なので従姉妹は20人くらいいると思います。
おむかえの伯母のところの従姉妹は母とそんなに年が変わらず、
母は「ね~さま」と呼ばれていました。ちなみに父は「にーちゃん」でした。
そのくらい、従姉妹たちと父の兄弟の年は近く、一緒に住んでいたので
複雑な血縁関係だと思います。
私が生まれる1年前まで、曾祖母も生きていたと聞いています。
曾祖母、祖父母、伯父に伯母、自分と年の近い従姉妹たちに囲まれた
母の生活は大変だったと思います。
普段から かなり人数がいて
お正月など、さらに人数が集まるのでした。
法事には祖母の実家からも人がみえて、子供はきませんが
20人くらいは部屋にぐるっと正座していたんじゃないか、と思います。
 
私の育ってきた環境を、こちらで話したら 「庄屋さんとかの家でしょう?」と
言われたことがありますが
うちは決して豊かではなく、
私は高校進学を決めるとき、父に反対されるくらいの経済力でした。
父は中卒で、家のすぐ近くの会社に就職し、75歳くらいまで同じところで
ずっと働きました。65を越えてからも働かせてもらえたのは
家から歩いて5分もかからないところにあったからで
とてもありがたかったです。
 
と、話しがちょっと自叙伝になってしまいましたが
私は狭いところに住んだことがないのです。アメリカの、店もないような田舎に住んで
なんで、こんな狭いところに住まないといけないのか?と思ってしまいました。
部屋自体は決して狭くはないですが、家具自体大きく、場所をとります。
家具も気に入った、というものではなく
私が到着前に、夫が前の赴任者のおいていったものを買い取ったものです。
いつから使われているのかは わかりません。
 
大学にいる間とか、ここで働いている間、とか仮り住まいの人口が多いので
こちらには中古家具がいっぱい売られています。
こちらの満足いくような家具はとても高いので
新品を買うことはむずかしいです。3年住むだけに2000ドルもするソファが買えるでしょうか?
持ち帰っても日本の部屋に合いません。
なので、、ほとんどの人が使いまわし家具に住んでいます。
 
中古家具の店や、ガレージセールにいくと
ゴミなんじゃないの?と思うようなものがいっぱい売られています。
びっくりです。
 
一方で高価なブランドも存在し
生活は日本より巾広いように思います。