アメリカは肥満大国です。
33%が肥満でさらに36%が肥満以上の肥満(英語ではobesity)で
合計70%もの人が太りすぎているんです。
この原因のひとつが食生活に対する知識の欠落と
野菜や果物を食べる習慣がないことです。
今日聞いていたら、例えばかつて自動車で発展したデトロイトには
日本のようなスーパーが手じかになく、
貧しい人たちはコンビニやガソリンスタンドに併設してあるお店で食料を買う
とのことでした。
当然、こういうところには生鮮食品はなく
普段食べているのはクッキーやポテトチップスなんだそうです。
生鮮食品を売っているお店に行くには車が必要で
公共交通機関はなく、こういう食べ物を食べてすごすしか ないのだそうです。
政府が倒壊した家跡(デトロイトにはけっこうあります)などで
貸し農園のようなことを始めているらしいのですが
1年の半分が冬なので、そこで十分な野菜を収穫することはできません。
私が住んでいる町にはスーパーで普通に野菜を売っていますが
そこへ買い物へ行くのに徒歩30分の人もいます。
バスラインには限界があるので
必ずしもバスのルートがスーパー方面にあるとは限りません。
乗り換えをするんだったら、歩く、ことになるようです。
と、少し横道にそれましたが
アメリカではまだ、食生活の指導ははじまったばかりで
定着するには20年くらいかかるんじゃないか、ということでした。
これを話してくれた方が小学生の頃は
学校で出る休職がポテトチップスの袋だった、なんてことが普通のようです。
私も、ホテルのレストランでランチを頼んだら
ついてきたポテトチップスが、レストランで揚げられたものでなく
お菓子の袋だったことがあります。
これが、みんながあこがれるアメリカの日常生活です。
いつも行くスーパーの駐車場に車を止めて 近所を散策中 距離感を感じてもらうために写した1枚
ある事務所の駐車場
私が火曜に通っている無料英語教室の場所を提供してくれている銀行
こちら側の歩道から撮影。手前に見えているのが道路で、木の向こうに見えているのが銀行の建物
スーパーのあるショッピングモールの一部 と駐車場
ほとんどわからないけれど、車の向こうに見えているのがマクドナルド 何が写っているのか わかりませんね。
2ワンが歩いているのは駐車場横にある道路です。建物わきにあるのが歩道部分。
こんなふうにお店が7~8軒ほどあり、そのうち1軒がスーパー。
とても横広がりなので、買い物をして車に荷物を積むのに、通常お店を移動したら、車も移動して買い物します。