家について思うこと | ヤマガラ家のシーズー日記

ヤマガラ家のシーズー日記

愛犬(シーズー)との散歩や日々の出来事

週末は賃貸物件を3軒、売家を3軒見にいってきました。
正確には最後に見た1軒は家の中でガレージセールのようなことをしていて
それを見てきました。
 
土曜の1軒目は平屋でリビング、キッチン、ダイニング(今 ない)とベッドルームが3つ
こちらの家はトイレばかりたくさんあるので、お風呂が2箇所、トイレがさらにありました。
 
2軒目の家は写真で見るような素敵な洋館で、
今回日当たりのいいところを、とお願いしたので1階も2階もよく陽が当って良かったのですが
地下室(こちらは家には普通あります)に行ってびっくり!
カーペットが濡れているんです。この地域(どこまでかは不明)では
時々床が浸水する、ということで水を排出するポンプが設置してありました。
ポンプは標準装備ということでした。
今日も雪ですが、前回の雪が残っている(気温がマイナスだから)とはいえ
大雪が降ってから ずいぶんたつのにカーペットがぐっしょり?ずっと濡れたまま?
と不思議でした。
 
3軒目は壁紙デコレーションがすさまじく、濃いビリジアングリーンが中心の模様の部屋など
落ち着きませんでした。
そこの地域の人が全員使う道路に面していてうるさく
環境もイマイチでした。
 
2軒目と3軒目は築20年未満 こちらでは新しいほうの家です。
1軒目は築50年くらい このくらいになると
中をリフォームするので、外観と違って中は、その後の2軒より新しい設備になっていました。
 
設備といっても、冷蔵庫、コンロ、電子レンジ、オーブンと今の日本では普通にあるものです。
この3軒は換気扇は外へ排出する仕組みになっていました。
今、家をいろいろ見ている中でわかったことは
建築年数が最近のものは、換気扇で吸い上げた空気を外へ排出する仕組みになっていないことです。
たぶん調理をしないからだと思います。
あと、賃貸物件はたいてい皿洗い機とディスポーザーというキッチンの排水溝の1つが
ミキサーのようになっていて、生ゴミを砕いて捨てることができるようになっています。
しかし、全ての生ゴミをそこへ捨てて流してはいけない、ということなので
鍋とかを洗った時に出るゴミを捨てる程度のものです。
あと、日本と違うのはオーブンが大きいことです。鳥の丸焼きなんかができる大きさになっています。
 
日本の家と一番違う点といえば、こちらの家は全室暖房・冷房する仕組みになっていることだと思います。
なので1軒家の地下室には巨大暖房機と湯沸かし器が設置されています。
現在の気温はマイナス10℃くらいです。
1時頃最高気温みたいだったので、雪が止んだ時をねらって散歩に出ましたが
体感気温はマイナス16度ということで死にそうでした。
ルーシーは、もう全く外へ出たがらず
トイレができないコロンを連れ、普通に歩いたら5分くらいのところを10分くらいかけて
1周しました。
コロンは寒さに強いので歩けますが、帰宅して足をみたら
肉球の間の毛に氷がついて指でははずせませんでした。
すぐにお湯に足をつけてとかして、散歩完了です。
陽のある時間でこれなので、日が暮れたら
もう歩けません。オシッコが夜できるかと思っています。
 
と、こんなふうに寒いので
こちらの家は配管が凍らないよう、暖房を切ることはありません。
こちらの人はトイレの共同が嫌なのか
トイレがいくつもあるので、床下は配管だらけなのです。
今住んでいるところは寝室が3つでお風呂が2つあります。
こちらのお風呂には通常トイレがついているので、トイレも2つずつあります。
 
お風呂は当然ながら洋バスです。
こちらに到着した頃写真を載せた大きなバスタブのほうは、桶のみで
シャワーは隣にあります。
もう1つのお風呂はバスタブ内でシャワーする仕組みです。
これがこちらでは一般的です。風呂桶の高さはひざには到底届かず
日本のようなお風呂に入ることはできません。
こちらの人はシャワーのみのようです。
 
日曜に見た3軒は築100年くらいか、と思える外観が
ちょっと住んでみたい、と思えるお宅ばかりでした。
この地区全体が古い地域で人気なのか、価格は高いです。
しかし、古いのでお風呂はさらにひどくなります。
例えば、一番古いと思えるお宅のお風呂は、シャワーは普通にありましたが
湯桶は足しか洗えないような、赤ちゃん用洗い桶のような大きさでした。
そこに蛇口がついているだけです。
排水溝はもちろんあります。
外観は素敵で、キッチンはリフォームしてありますが
日本人には住めません。
1週間くらいの滞在なら 家の雰囲気や凝った造りなど楽しめますが
お風呂はとてもポイント高いです。
 
寝室は狭いと6畳間くらいのものも よく見ました。
リビングは大きく とるようですが
寝室はベッドがおければいい、という感じなのかもしれません。
 
あと気づいた点は外観をとても重視するんだな、ということです。
築15年くらいの家で、吹き抜けと思うような窓があり
中も明るいだろう、と思って、偶然とおりかかった見せてもらったお宅の
ベッドルームの1つには大きなクローゼットがあるのですが
外から見えた大きな窓は、このクローゼットについていて
クローゼット内がとても明るく陽が入るようになっていました。
そして寝室そのものは、クローゼットよりも暗いのです。
こういうクローゼットも古い物件では小さいか、まったくありません。
クローゼットも日本のような棚があるところは稀で
通常はハンガーをかける部分があるだけです。
 
生活習慣が違うので家の機能や好みも
いろいろ違うように思います。