アメリカの距離感 | ヤマガラ家のシーズー日記

ヤマガラ家のシーズー日記

愛犬(シーズー)との散歩や日々の出来事

アメリカは車社会だ。
ほとんどの大人は車を持っている。
 
この町は大学があるので学生が大勢いて
学生は車を持っていない人が多いみたい・・・まあ当然だと思う。
 
私がこの町を選んだ理由は市バスが走っているからだけれど
学生はこのバスが無料である。
大学のカードで乗れるのだ。
1回の乗車料は1ドル50
乗り換えは無料でできるけれど
通常、家から町の中心街へ行くくらいしかないから乗り換えはしない。
中心街までは約10分
 
この時間を聞いたら
歩いていけるんじゃないか、と思える。
 
ところがどっこいなのだ。
 
日曜、家から5分くらいのところで
夫くんの運転免許試験があった。
私達は国際運転免許を日本で取得してこちらに来ているんだけれど
有効期間は1年なので
1年以内に試験を受けないといけない。
 
で、自分が受けるときの参考のために私も一緒に出かけたのだ。
後部座席に乗って内容を見学、と思っていたのだけれど
試験管にダメだと言われて降りることになった。
 
外の気温は6度くらいである。
 
外にいるのは寒いので
家からそんなに遠くない(5分くらいだから)から
歩いて帰る、と夫くんに伝えた。
 
夫くんは歩けるはずがない、と言ったけれど
立っているのはつらいし、
試験管は夫と話をさせてくれなかったので
私は歩き出した・・・
 
寒かったので早足でガンガン歩く・・・
 
すぐ近くのはずの
いつも買い物をしているモールの近くを通過・・・
 
おもえば、ここで待っていれば良かったんだけれど
私の脳ミソは固い。
 
いつも車で通るものの、ゆっくり見たことがなかったので
ブットレアが咲いている、とか思いながら
とにかく家を目指した。
 
家まで半分くらい来たかな?という頃
 
ブッブー!
 
試験を終えた夫くんが後ろにいた。
約30分経っていた。
 
家までは、まだ半分近く残っている・・・
 
ということで
家から一番近い食料品が売っているところまで
徒歩だと約1時間。
 
車だと約5分なので
中心街まで10分ということは
歩いたら2時間くらいかかることになる。
 
ちょっと往復は歩けないな~と感じた。
 
ちなみにこのとき私がバスを使わなかったのは
買い物をしているモールから家までの直接のバスがないから・・・
バスだといったん、町の中心街まで行って
そこから乗り換え
しかもバスは30分に1本なので
時間のわからないバスを待つことも、乗ることもできなかったのだ。
 
フーッ・・・