コンサート | ヤマガラ家のシーズー日記

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愛犬(シーズー)との散歩や日々の出来事

昨日は「秋川雅史」さんのコンサートに行ってきました。
3時開場、3:30開演という
ちょっと変わった時間でしたが
ワンコのお散歩にちょうど良かったので
チケットを購入していました。
秋川さんは「千の風になって」で有名になったオペラ歌手です。

雨が午前中に止んでくれたおかげで
行きも帰りも楽に移動することができました。
なんせ、車での来場が98%くらいなので
駐車場がとっても遠かったりするんです。
市営駐車場(無料)ですが、おそらく2000台はいけると思います。

今回のコンサートはなぜか市の広報にのってなくて
ホールと市役所は隣接しているのですが、
その近くでの2軒の本屋さんでのみの
チケット販売でした。
偶然、何かでコンサートを発見して問い合わせをしたら
すでにほとんど完売に近く
席は後ろから2番目でしたが
開場が2000人程度しか入れない狭いところなので
十分、楽しめました。

演目は
Be My LOVE
川の流れのように
ねがい(秋川さんの新曲)
長崎の鐘
カルーソ
群青
赤とんぼ

グラナダ
千の風にのって

アンコール 翼

ピアノ伴奏と秋川さんだけのコンサートでした。
歌声は素晴らしかったですが、
個人的には
曲想と秋川さんの声
あるいは、曲とピアノの音が合わない、と感じるものもありました。

例えば、美空ひばりさんのイメージがとっても強い
「川の流れのように」なんかは
歌がどれだけ上手くても
美空さんの方が素敵に感じました。

逆にオペラ的なグラナダやカルーソといった曲は
たったひとりの声で、
しかも、意味が全くわからない(1曲はイタリア語、もう1曲はスペイン語)のに
ものすごい盛り上がりを感じ、感動的でした。

意外だったのはトークで
ほとんど1曲ずつ短いトークがあったのですが
これが、なにげにおもしろかったことです。
ちょっと堅い、クラシックを聴く、といった
緊張感をほどよく解いてくださいました。

コンサートそのものは素晴らしかったですが、
高齢者がおおかったせいか
曲の途中での出入りが多く
演奏中は開けないはずの扉が何度か開いて
入るはずのないライトが舞台にまで入ってしまったのが
残念でした。
後ろの席だったので、人の移動が丸見えだったのです。

ちょっとだけ不満はありますが、
文化に触れた2時間でした。
マイクなしのオペラ関係の人のコンサートは2度目でしたが
いったい、いつ息つぎをしているのか、
その声量に驚きでした。
ピアノの方も素晴らしい腕で、
途中から楽譜をめくってらっしゃらないことに気づき
すごいな~と思うことしきりでした。