土曜日はいつものように10:00~西区教室。

きょうの対戦相手は10級のY君(6枚落ち)。

この局面ではすでにややこしい展開になってますが、

(戦力差が大きいので、上手はややこしい展開に持ち込む必要がある)

ここで上手陣を一発で崩す手があります。

局後の感想戦で、

山「ここは勝負どころやで。一撃で相手ダウンさせる手があるけど、わかるかな?」

Y「え~と・・・・・・・・」

山「端(9筋)守ってるの銀だけだわな。できたらこれに退いてもらいたいやろ?」

Y「あっ、そうか。」

 この一発で上手陣は壊滅。(△同銀でも銀が逃げても▲9三角成が成立。)

山「色んな経験すると、こういう手がすぐ浮かぶようになるからな。実戦いっぱいこなしてや。」

 

 Y君も先週のS君に続いて長考をいとわず、少しでもいい手見つけようとする姿勢に好感が持てます。もっと強くなって上級に上がってきてほしいです。

 

 で、先月から取り組んできた実戦詰将棋集ですが、やっとこさ全問完了しました。

 (「全問正解」ではない)

 問題数186,正答数170.5,正答率91.7%。

 (正答数の端数は本筋でなく余詰めで詰めた1問を0.5カウントにしたため)

 間違えた問題はたいてい手順前後、読み抜け(詰んだと思った順に抜け道や切り返しがあった)といった類で、前半に集中。コツをつかんだ後半にはほとんどなくなりました。

 読後の感想としては、

 〇プラス面:実戦で役立ちそうな手筋が非常に多い。

 ●マイナス面:正解した時の爽快感は従来の詰将棋に及ばない。

 といったところです。

 

 で、次に取り組んでいるのが先日古本屋でみつけたこれ。

 刊行が40年前(1978年)で紙の色も変わっちゃってますが、割と対局に現れそうな局面が多く、「何手詰」と表記していないのもすごく実戦的です。(実戦ではそんなこと教えてくれるはずもないので)

 とんでもなく難しいのはないので、結構とっつきやすいと思います。

 (ただ、古本屋でないと手に入らないのが残念)

 

 きょうは他にも、嫁河童を近所のスポーツジム(やせるために始めた)へ送って行ったり、英会話教室のチラシ作ったり、けっこうハードな一日でした。

 嫁はもう爆睡してる(ひさびさのジムでクタクタになった)んで、私もそろそろ寝ます。