さて、そんな決勝戦前夜に、今大会行われている甲子園についてのある企画について、少しこのブログで触れさせていただきたいと思います。
今大会は甲子園球場が誕生してちょうど100周年の節目の年ということもあり、現在甲子園では100周年にちなんだ様々な企画が催されています。その中で一番目を引く企画、それはこれまで数多くの甲子園球場を舞台にした名作野球漫画とのコラボ企画ではないでしょうか。
今大会は甲子園球場が誕生してちょうど100周年の節目の年ということもあり、現在甲子園では100周年にちなんだ様々な企画が催されています。その中で一番目を引く企画、それはこれまで数多くの甲子園球場を舞台にした名作野球漫画とのコラボ企画ではないでしょうか。
現在、100周年企画の特設HPでは、そんな名作野球マンガと甲子園球場とのスペシャルショートムービーが公開されています。「聖地・甲子園篇」「友情篇」「応援篇」「出場篇」「ドカベン篇」「ライバル篇」、そして最新作の「奇跡篇」と続くそのムービーは、どれも完成度が高く、思わず見入ってしまうものばかりです。これはこれまで野球マンガを読んで、少なからず影響を受けたことのある我々のような、特に40代から上の世代の人間にはたまらない企画。少なくとも私はそうしたムービーを見て鳥肌が立ちました。
私たちが青春時代に夢中になって読んだ野球マンガ、そしてそれを原作とした野球アニメの数々、そうした数々の名作が、高校スポーツの中でも、高校野球がとりわけ特別視され、人々を甲子園に引き付けて止まない大きな理由となっていることは間違いありません。野球ファンの皆さんではあれば、誰もが一度や二度、過去野球マンガに強い影響を受けたことってあるんじゃないでしょうか。もちろんそれは私も例外ではありません。
幼少期は「巨人の星」「キャプテン」、小学校から中学校は「タッチ」「ドカベン」に夢中になまりました。他にも「メジャー」や「H2」、「ダイアのA」などなど、印象に残る好きな野球マンガや野球アニメはたくさんあります。でもそうした数多くの野球マンガの中で私にとって特に印象深い野球マンガ、それは「ドカベン」なんですよね。
私たちが青春時代に夢中になって読んだ野球マンガ、そしてそれを原作とした野球アニメの数々、そうした数々の名作が、高校スポーツの中でも、高校野球がとりわけ特別視され、人々を甲子園に引き付けて止まない大きな理由となっていることは間違いありません。野球ファンの皆さんではあれば、誰もが一度や二度、過去野球マンガに強い影響を受けたことってあるんじゃないでしょうか。もちろんそれは私も例外ではありません。
幼少期は「巨人の星」「キャプテン」、小学校から中学校は「タッチ」「ドカベン」に夢中になまりました。他にも「メジャー」や「H2」、「ダイアのA」などなど、印象に残る好きな野球マンガや野球アニメはたくさんあります。でもそうした数多くの野球マンガの中で私にとって特に印象深い野球マンガ、それは「ドカベン」なんですよね。
「ドカベン」の魅力、それはなんといってもその描写のリアルさ、また選手の一人一人の心理面や野球そのものの技術面も細かく描かれており、「ドカベン」を読んでいると本当に試合を観戦しているような感覚にすら陥るから不思議です。
主人公の強打の捕手山田太郎や、アンダースローのエース里中さとる、悪球打ちの岩鬼正美や秘打の殿馬一人、また山田太郎の所属する明訓高校を倒そうと毎回挑んでくるライバルたちも個性派揃いで、毎回そんな明訓高校とライバル校との激闘をいつもワクワクしながらマンガやアニメに接していたことを昨日のことのように思い出します。
実際にその体形とプレースタイルから「ドカベン」というニックネームをつけられた選手(その体形とプレースタイルからドカベンの愛称で親しまれた香川伸行さんは、高校時代に大体大浪商高校で牛島投手とのバッテリーで活躍。その後南海ホークスに進み活躍しました)もおり、当時「ドカベン」は社会現象にまでなりました。
「ドカベン」を見ていると水島さんの野球に懸ける愛情が伝わってくるようで、亡くなった今読んでも、その野球を見る眼力と選手の動きをとらえた細かな絵のタッチには驚かされます。水島さん自身も根っからの野球好き、ご本人は熱狂的な南海ホークスファン(ソフトバンクホークスの前身)であり、当時あまり人気のなかったパリーグ推しの第一人者でした。そのホークスの架空の選手・景浦安武を主人公とした「あぶさん」も水島さんの名作の一つ(全107冊)であることは有名な話ですね。「ドカベン」もその後高校野球編からプロ野球編まで続き、最終的には全205冊にまで至りました。
そんな「ドカベン」以外にも数々の名作を残している水島さん、でも私の中ではやっぱり高校野球と言えば「ドカベン」なんですよね。「タッチ」「H2」などの恋愛要素は一切ありませんが、そこがまたいいんですよ(笑)だからこそ、今回のスペシャルショートムービーの中でも、水島さんへの哀悼の意を込めて作られた「ドカベン篇」は、一見の価値ありであり、見ると胸が熱くなるんですよねぇ〜。
そんな「ドカベン」に代表される今回の100周年記念事業は、私たち往年のファンをも楽しませてくれ、非常に嬉しかったですね。その時代時代の野球マンガは時代を映す鏡なんだと思います。そしてそうして出会った野球マンガの名作は、今後も語り継がれ、高校野球の歴史、甲子園の歴史をつないでいく、なんかそこには壮大な浪漫を感じてしまう自分がいます。
今後100年の高校野球の春夏の全国大会の舞台もやはり甲子園球場が舞台であって欲しいと心から願います。野球マンガと高校野球、そして甲子園球場をつなぐドラマを不滅、それを今回強く感じた100周年のコラボ企画という素晴らしい取り組みに野球ファンの一人として拍手を送りたいです。
「ドカベン」を見ていると水島さんの野球に懸ける愛情が伝わってくるようで、亡くなった今読んでも、その野球を見る眼力と選手の動きをとらえた細かな絵のタッチには驚かされます。水島さん自身も根っからの野球好き、ご本人は熱狂的な南海ホークスファン(ソフトバンクホークスの前身)であり、当時あまり人気のなかったパリーグ推しの第一人者でした。そのホークスの架空の選手・景浦安武を主人公とした「あぶさん」も水島さんの名作の一つ(全107冊)であることは有名な話ですね。「ドカベン」もその後高校野球編からプロ野球編まで続き、最終的には全205冊にまで至りました。
そんな「ドカベン」以外にも数々の名作を残している水島さん、でも私の中ではやっぱり高校野球と言えば「ドカベン」なんですよね。「タッチ」「H2」などの恋愛要素は一切ありませんが、そこがまたいいんですよ(笑)だからこそ、今回のスペシャルショートムービーの中でも、水島さんへの哀悼の意を込めて作られた「ドカベン篇」は、一見の価値ありであり、見ると胸が熱くなるんですよねぇ〜。
そんな「ドカベン」に代表される今回の100周年記念事業は、私たち往年のファンをも楽しませてくれ、非常に嬉しかったですね。その時代時代の野球マンガは時代を映す鏡なんだと思います。そしてそうして出会った野球マンガの名作は、今後も語り継がれ、高校野球の歴史、甲子園の歴史をつないでいく、なんかそこには壮大な浪漫を感じてしまう自分がいます。
今後100年の高校野球の春夏の全国大会の舞台もやはり甲子園球場が舞台であって欲しいと心から願います。野球マンガと高校野球、そして甲子園球場をつなぐドラマを不滅、それを今回強く感じた100周年のコラボ企画という素晴らしい取り組みに野球ファンの一人として拍手を送りたいです。
さて、今回のブログの最後に、水島さんが生前に語っていた言葉と、今大会、智弁和歌山高校主将の辻選手の選手宣誓の一部を紹介して今回のブログを終えたいと思います。
<水島新司さん 雑誌インタビューより>
甲子園では勝ち進んでいく子たちの成長が手に取るように分かるんですよ。
決勝に進んだ子たちは1回戦のころと全然違います。
だから甲子園には優勝候補はないんです。
<智弁和歌山高校 辻主将の選手宣誓より>
僕たちには夢があります。
この先の100年先も、ここ甲子園が聖地であり続けること、僕たち球児の憧れの地であり続けることです。
優勝候補は次々を消えていった今大会、決勝を戦う関東一高と京都国際はまさに甲子園でこの夏大きく成長を遂げたチームであったと思います。甲子園のファイナルにふさわしい好ゲームを期待したいと思いますね。
甲子園球場での大会のクライマックスをしっかり目に焼き付けましょう!!