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本日のJ2リーグ第12節、ファジアーノのホームゲームを観戦しに急遽日帰りで岡山に遠征してきました。
今年のゴールデンウィークは、前半と後半に分かれており、平日を挟みます。そのため、平日の仕事もあるため、当初私は後半の連休に岡山に帰省する予定で考えていました(その際ファジの私自身今季初となるホームゲーム観戦を予定していました)。
しかし、その予定を今回は急遽変更、岡山への弾丸での日帰り遠征を決断した次第です。その理由はまさしく今回の対戦カード、対エスパルスとの一戦にあります。
早いかもしれませんが、この対戦が今後自動昇格を目指すファジにとって今後を左右する試合になるかもしれない、そう強く感じたからです。
今後まだまだ続くJ2リーグですが、過去昇格していくチームには必ずターニングポイントとなるゲームがあります。そして過去昇格するどのチームもその試練を乗り切ってきた。そういう意味ではファジにとっては、まさにそのポイントとなるゲームが今日の試合になるんじゃないか、そう感じたからです。
ここまで勝ち点22でリーグ3位につけているファジ。開幕から負け無しで首位をキープしていましたが、第9節の横浜FC戦でとうとう今季初黒星を喫してしまいました。そこから愛媛、秋田と引き分けが続き勝点を伸ばせなかったファジ。その間に本来の勢いを取り戻しつつある連勝の清水、長崎に勝ち点を上回られてしまいました。
そんな中で迎える今節のエスパルス戦は、まさに前半のターニングポイントであり、シックスポイントゲームとなります。前節熊本から久しぶりの勝利して勝ち点3をあげたファジ、そして今節4連勝を目指す清水との一戦は本当に大事な試合です。
そんなわけで私もじっとしていられなかったわけです。ネットのファジの応援掲示板も試合開始前の平日から既にヒートアップ気味、それはチケットの売れ行きにも表れており、チケットはほぼ完売状態。
対するエスパルス側のサポ(サンバ隊)も、大挙して岡山に遠征してくるとのことで、岡山ジャックもありえそうな予感。こりゃファジサポとしては行かんとあかんやろってことでの、今回の急遽の遠征となった次第です。
そんな連休最初のホームゲーム。ホームのシティライトスタジアムは既に多くのサポーターで賑わっていました。
選手のスタジアム入りの出迎えから熱気ムンムン、チャント「心ひとつに」の大合唱で選手を出迎えます。
人気のファジフーズも大行列です。
ほんとこの一戦に懸ける熱気が、会場の至る所から伝わってきます。このメッセージもいいじゃないですか。
本日のマッチデープログラムは...
グレイソン選手、エスパルスの厳しいプレスに耐えられるかは、グレイソン選手がしっかり前でボールをキープできるかにかかってますからね。頑張って欲しいです。
そして、本日のスタメンは...
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前節から復帰した輪笠選手、岡山の心臓とも言える藤田選手とのダブルボランチ、そしてスリーバックの阿部選手、田上選手、本山選手、そしてキーパーブローダーセン選手、今日はいつも以上に忙しくなるかもしれませんね。エスパルスの厳しい攻撃に、ファジ自慢の守備陣(11試合を終えてのファジの7失点は、リーグトップ)が耐えられるかに注目。またベンチにはルヴァンカップから戦線に復帰した昨年までエスパルスで主将を務め、今季はファジアーノで主将を務める竹内選手も控えています。今日の古巣対決で出番はあるのかにも注目ですね。
エスパルスも乾選手こそいませんが、北川選手をはじめ攻撃力のある選手が揃っています。キーパー権田選手も健在、この権田選手の守るゴールをこじあけないと今日のファジの勝利はあり得ません。昨年の清水遠征ではこうしたエスパルスの力をまざまざと見せつけられただけに、今回は果たしてどうか。そしてそして、本日のスタメンには矢島選手の名前も。矢島選手は2016年、昇格プレーオフ決勝まで進んだ時の元ファジ戦士、懐かしいですね。
さて、試合の方は、前半から一進一退の攻防。激しくボールを奪い合う中で迎えた前半28分でした。ファジのゴール前で両選手が乱れ合う中、木村選手がまさかのハンドを取られPKを献上...。
正直ごった返していて何がなんだか分かりませんでしたが、とにもかくにもファジにとってはいきなりの大ピンチです。
しかし、このPKを我らが守護神ブローダーセン選手が見事神セーブ。これにはファジサポの歓喜の嵐が。さあここから切り替えて反撃開始といきたいところでしたが...。
エスパルスの点取り屋北川選手が、カルリーニョス・ジュニア選手とのワン・ツーで抜け出し、そのまま右足を振り抜いたボールはファジのゴール右隅に突き刺さります。ファジにとっては今季ここまで堅守できていましたが、流れの中でこんなキレイに得点されたのは今回がはじめてではないでしょうか。さすがエスパルス、何はともあれこの大事な試合で与えたくなかった先制点をエスパルスに献上してしまいます。
後半はファジも選手交代を積極的に行いながら必死の攻撃に出ます。前半以上にゴール前に何度も迫るなどチャンスを演出しますが、エスパルスの堅い守備に阻まれなかなかゴールを奪えません。
そして、過ぎていく時間...。サポーターの願いもむなしく、試合はそのままタイムアップとなってしまいました。
前半のターニングポイントとなるであろう大事な一戦を、ファジはものにすることができませんでした。
これにはホームに詰めかけた今季最多14,000人を超えるサポからもため息が。それだけ今日の試合は、試合開始前からスタジアムは最高の雰囲気と熱気でしたからね。ほんと残念です。
一方エスパルスはさすがって感じがしました。昨年私が生観戦したアイスタのときよりは、今回まだやれるって感じはしましたが、局面でのしぶとさと、テクニックはやはりJ1クラスだなと改めて感じました。特に本日先制点を挙げた北川選手のテクニックはエグいですわ。何か一人にかきまわされたって感じがしましたね。こういう相手を止めないと上にはいけないんだなと痛感しました。
応援もさすがでしたね。アウェイとは思えぬ程の迫力。アウェイ応援席はもちろんですが、メインスタンドの半分も結構オレンジのユニフォームを着たサポーターが詰めかけていたのは驚きでした。全国どこでもジャックするエスパルスサポーターにも敬意を表したいです。
さて、今回敗戦を喫したファジですが、この敗戦により、ファジは上位をいく清水、長崎に勝ち点で水をあけられてしまいました。しかし、下を向いてはいられません。その下にはすぐに他のチームも迫っており、次節土曜はアウェイで山形、その後連戦となる月曜には徳島とのホームゲームが控えています。
悔しいですが、切り替えるしかないですね。ここからズルズルいくか、しっかり上位に食らいついていくか、チームとしての真価が問われます。試合後にはそんな選手たちにむけて、選手を鼓舞する声援がいろいろなところから飛び交っていました。
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今度エスパルスとの対決が予定されている6月下旬頃までに、さらにチーム力を上げ、次は何とか一矢報いたい、そう感じた本日の今季ホーム初観戦試合でした。
悔しい、ただただ悔しい。この悔しさ、必ず今後にぶつけていきましょう。
ココロヒトツニ、頑張れファジアーノ!!
PS.
今日の負けはしましたが、スタジアムの熱気は本当に最高でした!こういう雰囲気の中でしっかり勝てるチームを目指したいもんですね!!
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