開幕したプロ野球、敵地横浜に乗り込んで迎えたDeNA3連戦をカープは1勝2敗で終えました。


いよいよ始まったなといった感じですね。今季カープの週の戦いぶりで気になった点を、赤ヘル的な視点で月曜日定期でブログに書いていきたいと思います。


本日はその初回盤です。


◯今回の感想

1.苦手の東投手対策に見えた光明

2.4番問題の答え合わせ

3.黒原投手、アドゥワ投手明暗くっきり

4.田村選手ホロ苦スタート


1.苦手の東投手対策に見えた光明


今季のカープは、昨年コテンパンにやられた天敵に対して、昨年とは違うぞという姿勢は見て取れました。初戦の東投手に対して、打者は初球から積極果敢に打って出ているのが印象的でした。それが結果として表れ、初戦結果的に負けはしましたが、3回にその東投手から5連打で3点の先制に成功できたことは今後につながるもの。今季また何度も相まみえるであろう相手に対して、まずは十分すぎる悪い印象を植え付けることができたんじゃないでしょうか。


DeNAの東投手、阪神の大竹投手、伊藤将投手だけで12敗を献上してますからね。このお得意様をどれだけ克服できるかが、今季のカープの順位を占う上で重要なポイントとなってきそうなだけに、今後もこの3投手との対決の際はより注目して観ていきたいところですね。


2.4番問題の答え合わせ


懸案の4番問題ですが、初戦と3戦目を堂林選手、2戦目は坂倉選手が務めした。レイノルズ選手は6番サード、シャイナー選手は8番ファーストで開幕戦先発。これについては首脳陣もやはり現実的な打順できたなという印象です。今季の4番はつなぎの4番でよいと思いますね。開幕戦でそれがはっきりしたでしょ。


そしてシャイナー選手、レイノルズ選手は二人ともアクシデント(シャイナー選手は右手中指剥離骨折、レイノルズ選手は左肩の違和感再発)で2戦目にまさかの離脱となりました。二人にとっては気の毒な話ですし、普通開幕2戦目で二人の外国人助っ人が離脱など前代未聞なんですけどね。ですが、なぜかそれほど痛いとも思わない(現に3戦目は打線もよくつながりました)これがカープファンの抱く素直な感想なんじゃないでしょうかね。


正直この二人に頼るより、代わりに昇格してきた中村奨成選手、二俣選手に期待をかけたいです。打撃面もありますが、この外国人二人は守備面も不安ですね。初戦のシャイナー選手の守備、あれはなんですか(打球処理に焦り内野安打をゆるし、その後度会選手に同点3ランを許すこととなりました)。あと左肩に違和感持ちのレイノルズ選手をサードで起用するのもちょっとなぁっといった感じです。


ケガは気の毒ですが、これを機会にシャイナー選手、レイノルズ選手には一度由宇でしっかり調整してきて、そっからですね。今の状態で使うのは忖度以外の何物でもないでしょ。正直下位打線におく助っ人なんて、期待してないんですよ我々ファンは...。



3.黒原投手、アドゥワ投手明暗くっきり


開幕2戦目に先発した黒原投手、3戦目に先発したアドゥワ投手も明暗がくっきり分かれましたね。黒原投手はわずか3球で危険球退場。もうこれには空いた口がふさがりませんでしたね。もうほんとどんだけもってないのよと...。もらったチャンスで本人も緊張していたとは思うのですが、それはないやろと。


もともとルーキーの年にも巨人の吉川選手への危険球の前科もあるだけに、本人にとってトラウマにならなきゃよいですけどね。森下投手の状況から見て、おそらく次もチャンスはもらえるかもしれないですが、正直次がラストチャンス、それぐらいのつもりでやらないと。期待していただけに少しがっかりでした。


それに比べてアドゥワ投手はほんとよくやってくれました。初回の満塁のピンチを1失点だけで切り抜けられたことが大きかったですね。2戦目をあんな形で落とし、嫌な雰囲気だっただけにチームを救ってくれました。次回以降もこうした粘り強い投球が継続していけるかに注目していきたいところですね。


4.田村選手ホロ苦スタート


期待の田村選手はこの開幕3連戦安打なし、特に初戦は4三振と結果が出ませんでした。早く一本出てくれると気持ちになると思うので、次からの本拠地で何とかって感じですね。とにかく結果を求めて当てにいく打撃はだけはして欲しくないなと思いますね。結果は出てないですが、何か絶望的な気持ちでシャイナー選手、レイノルズ選手の打席を観るよりもよっぽどマシじゃないですか?少なくとも私はそう思いますけどね。


以上が、赤ヘル的な独断と偏見に基づく感想です。振り返りについては、今季は少し厳し目の意見も交えて感想を綴っていこうかなと思ってますので、よろしくお願いします。


でも野球が始まるとやはり気持ちに張りが出ますね。来週からは広島に戻りホームでの開幕戦となります。


来週のカープの戦いぶりに期待していきましょう。


では、今日のところはこの辺で。