「学ぶ→信じる」で、教えられた「いい/悪い」「正/誤」「善/悪」を盲信する。





 

必然的に「自分が正しい=相手が間違い」になると、「自分が正しい」と信じきっているために、そのまま暴走するわけだ。





 

これを防ぐにはどうしたらいいのだろう?





 

ここで紹介した「人が誤る理由」が理解できたら、おそらく、「自分は、そうはなりたくない」はずだ。





 

自殺して、みずから人生にピリオドを打ったり、犯罪者に落ちぶれるなんて、バカらしいと感じるのではないだろうか。





 

他者から教えられたことを盲信して、そうなっているだけなのだから。




 

他者に騙されただけだからだ。





 

まずは、それがおろかな行為だと認識することだ。




 

次に、「学ぶ→信じる」段階の人は、そこ(丸暗記、あるいは無自覚の洗脳)に真実があると盲信しているので、これを続ける、ということを認識しよう。





 

そういう人は、自分以外の他者にも、自分の信じることを、「教え→盲信させる」のだ。






「疑問を感じるな!」というわけだ。





「ただただ、盲目的に信じよ!」






「これが真実だ」という「断言」によって。






だから、断言する人を信じることは自分に、「学ぶ→信じる」をつくる。





 

僕たちは、この逆で、自分を救うのだ!





「疑問を感じよう!」





「疑おう!」





「自分自身で、正しいことを見つけるのだ!」





 

過去学習した「いい/悪い」「正/誤」「善/悪」の盲信がおろかなことと認識する。





「学ぶ→信じる」段階の人は、「これが真実だ」という「断言」を使うので、断言する人は疑う。




 

断言する人の語ることの中にも、「真実に近いこと」はあるだろう。




 

だけど、たとえそれが「真実に近いこと」ではあっても、ただ盲目的に信じると、混乱をつくる。





 

なぜなら、それを丸暗記したら、それが「正しいこと=それ以外は間違い」になり、それを他者に押しつけるようになるからだ(無自覚に)。




 

どれだけ、知った風な人のことばもそのまま信じてはいけない。





 

「自分の真実を見つける責任を持て!」だ。