たなおろしが済むと、

それまで自分だと思っていた

思考との一体化から目覚め、

それまで思考の入っていた入れもの

――意識――が、

自分だったとわかるでしょう。




最初のうちは、

すぐには気づけないかもしれませんが、

その「空っぽになった入れもの」

――純粋意識――から、

起こる出来事を観察することで、

その意識は、

自分がそこに入れた思考を

外界に見ることに気づけるようになるかもしれません。




このとき、私たちの意識は、

思考の実現化を見抜きます。