いまの日本は、

一瞥体験を悟りと錯覚していることが

多いように感じます。




最近は次のような相談を

よく受けるようになりました。




「私は、悟り後に感情に

巻き込まれるようになりました」と。




一瞥体験は

インパクトの強い体験になりますので、

これが多くの場合、悟りと錯覚されます。




悟りを宣言した人は、

戻ってきたエゴイズム

(一瞥体験が去ると、

エゴイズムが戻ってきます)が

これを正直に話すことを

強烈に恐れるでしょう。




教えはじめた後でこれが起こると、

これまでの自分の教えが、

真実の半分だったと

訂正する必要が出てくるため、

これを避けている人も多いのではないでしょうか。




こうして、

自分や自分の大切なクライアントさんを

偽ることを選びます。




自分を偽れているあいだは、

これを続けることも可能です。




が、これが理由で

感情に巻き込まれていることには気づきません。




自分に誠実ではないから、

感情に巻き込まれているだけなのです。




「あなた、自分を偽っていますよ!

大切なクライアントさんを、裏切っていますよ!」

と感情様が教えてくれているだけなのです。




誠実でないから、苦しいだけなのです。

最近は、学ぶ側の人に




この誠実さを見抜ける人が増えてきていると感じます。




近いうちに、

このような自分の体験を

正直に話す人の方が

主流になるでしょうね。




私は、これはもう時間の問題だと感じます。




すばらしいですね!




私たちには、

いっさい「間違った体験」など起こらないのです!




「間違った体験だ!」と騒いでいるものが、

問題をつくっているだけなのです。