トマトいろんな生き方その後 | 農業が天職です。

農業が天職です。

福島県喜多方市でお米育てています。自分もお米さんから育てられています。
食べて頂いた方からの「旨い!」がなによりもの励みです。

蒸し暑い梅雨が続いています。

朝の雄国山の表情は、ちょっと幻想的でした。

今までのトマト達 生き方その後ですが急に元気になりました、あのトマトが

クロ-バ-に根を守られて樹勢旺盛でわき芽を生かした2本しだてにしました。

花芽を全部落として、体力作りして、今ようやくバランスがとれて花房がでてきました。

ダニに襲われて、花房も、葉も失い か細い生育で、心配したのですが

これからの生育は大丈夫のようです。トマトに組み込まれている生育プログラムが本当に

神秘です。

 水道の升の中トマトも伸びています、狭いコンクリに囲まれて肥料分もないのに

バランスよく生育しています。もし実をつけ肥大させる事ができたら驚きです。

鉢に植えられて毎朝水をもらい予防防除をしてもらい、将来安泰のはずでしたが

何か一寸不安な生育を始めました。

 どこかで苦労させないとしっかりと強く固く育たないように感じます。

 育てる人と土壌の付き合い方で作物の樹勢が変化します。

 トマトは特に気むずかしくデリケ-トのような気がします。

 作物は、環境で本当に自分の姿を変えます。見事であります。

アスパラも茎ガレ発生で大変な状態。風通しをよくするために

細い茎を切り取り風通しをよくして、物理的改善を行いました。

 アスパラの無農薬栽培を成功させると意気込んで対策しましたが

現実は中々難しい。

 朝、アスパラやトマト達の姿をみて落胆、元気づいたりしています。

これも自分の修行だとかってに自己慰めをしています。

 庭に別のアサガオも花を咲き始まりました。

大きな背丈で、クヨクヨするな、 信じろ 信じろ 焦るな!!!

と姿で語りかけていてくれます。

 明日を信じ感謝と希望を心の中に種まけば 何時か育ってきてくれる。

自然界がいろいろと身をもって気づかそうとしているように感じる今日この頃です。

生き物同士何か繋がっているものがある。

生きる事との道を歩き問い続けるのが農業かな。