皆様NANAという漫画をご存知だろうか。
おそらくわし世代の女子たちはハマった人は多いのではないか。
わしGWあまりの暇を持て余し読み返しているのだが
矢沢あい様の世界観が素敵すぎて、のめり込んでしまう。
学生時代に読んだ時と
大人の今読むと全然感じ方が違うのだ。
まだ恋愛をしたことのない高校時代に読むと
なんて乱れた世界なんだ!ありえない、だが面白いといったざっくりした気持ちだった。
あとはノブ派だなあとか、シンちゃんかわいい。
なぜ奈々はノブと結ばれたら幸せなのに
あっちの道を選ぶのだ!とか思っていたなあ。と思うけど
30代半ばで少女漫画を読み返すと
なかなか深いなあと思ってしまう。
なぜなら登場人物全員の気持ちがすごくわかるように感じたからだ。
そして大人になって読むと間違いなく
京助やヤス、旦那にするならタクミだってありだなあって思ってしまうこと。
学生時代はタクミに敵意バリバリで読んでいたが
仕事や生い立ちや境遇、立場はものすごく人に影響を与えその人そのものを形成すると理解ができるから。
そして愛とは?と頭を巡らす。
おばさんのわしGW中にNANAを読み返して
泣いてしまうという奇行。
おそらく読んだ読者全員に違った答えや感想があるだろうと思うとそれすら面白く感じる。
まだ完結はしていないがこのまま途中で終わってしまったとしても
また何年後かに読み返しても違った感情になるのもまた面白い。

わしは姉貴の影響でご近所物語に衝撃を受けたのが始まりなのだが
あの可愛い絵のタッチ。独特の世界観。
あんな服を着こなせるようになりたいと
小学生の卒業アルバムの将来の夢にデザイナーと書くほどのめり込んでいたと思う。
あとは言うまでもなくパラダイスキスや下弦の月や天使なんかじゃない。
全国の女子は虜じゃないだろうか。

若い時にいろんな恋や出会いの場にどんどん足を運ぶのって大事だなあと思った一日であった。

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