先日、とある音楽イベントを拝見させていただく機会がございまして。

そこになんとスペシャルゲストとしてスチャダラパーが出演していたのですよ。

もー。そりゃもー。ガッツリ世代ですよ。

おもろラップの人気者になり始めた頃から、なんか好きでしたね。

そして、なんと言っても『今夜はブギーバック』でしょ。
知ってるかな?若い方々、知ってるかな?
ポンキッキーズだけかな?んー。

今年40歳を迎えるボクはど真ん中。
ちょうどオシャレみたい事に目覚め始めた頃に出会ってますね。確か。
いま思えば、当時のボクの周りの生活環境には、まったく縁遠い世界だったにも関わらず、なんとなく連れていってくれたんでしょうね。オシャレ勘違いへ。あの曲が。

よくよく思い出せば、まだまだカラオケボックス全盛期(?)で、これをマスターすればモテるんでしょ、くらいの認識だったような気もしてきました。若い。

とにかく。

その音楽イベントでスチャダラパーが出てきたときの、同世代とおぼしきスーツマン達の盛り上がりが、親近感。
「おー!やべぇ!おー!」ってテンションぶち上がりでした。モチロン、ボクも。

音楽って凄いな、と思いました。
時間も場所も飛び越えるエンターテインメント。

舞台もきっとそんな力があると信じて。

今回の『ソリティアが無くなったらこの世は終わり』は再演です。
だからこその楽しみ方もきっとあるのでは、と思わせてくれたスチャダラパーさんアリガトウございます。勝手に感謝。

変わらないものと変わっていくもの。
いつの世もお客様と共有できる時間の為に。

舞台はナマモノ。
是非、劇場で体験してください。

(松本 渉)