《新歓ブログ》2年 信岡純平 | 山口大学男子ラクロス部のブログ

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こんにちは。新2年生fo.ssdmの純平です。

今回は自分がラクロス部に入部した経緯と、どんな経験をしてきたかについてお話しします。最後には自分の経験を踏まえ、新一年生の皆さんにラクロス部を薦める理由を語ろうと思うので、ラクロス部の入部を検討されている方はぜひそこだけでも見ていってほしいです。

では、ゆるく行きましょう!

入学当時のピカピカの一年生だった私は、部活に入るつもりはなく、バイトとサークルでのんびりとキャンパスライフを過ごそうと考えていました。しかし、入学後の新歓フェスに参加した時、山大ラクロスの立て看板が目に留まりました。そこには「退屈な日常から抜け出せ」という言葉が大きく書かれていました。
聞いたこともない謎競技であり、面白いかもわからなかったですが、「退屈な日常から抜け出せ」という言葉が謎に胸に刺さり、入部を決心しました。この思い切りも大学生だという浮かれた気分も相まっていただろうと思います。

入部してからは多くの経験を積んできました。初めて持つクロスは扱いが難しく、先輩達が軽く扱っているのが信じられないほどでした。
本当に続けていくのか不安になり考え込んだ日もありました。しかし、練習に行くと、先輩達が持ち上げて褒めてもらえるし、昨日できなかったことが今日できていることを強く感じるため、とても充足感を得ることができて続ける理由になっていました。
一年生前期が終わった頃には、人間一度始めると不思議なもので、どっぷりとラクロスの沼に浸かってしまいました。

その頃には同期が何人か消えていましたが自分は頭ひとつ抜けてやりたいと考え、日々練習に参加していたのを覚えています。
一年生後期の頃には、自分のポジションがFO(フェイスオファー)になることが決まりました。
これは自分の心情の変化によるもので、自分から先輩に志願しました。(foはバスケのジャンプボールのようなもので、最初にあるボールの取り合いをするポジションです。)FOというポジションを知った時、変な競技の中の変なポジションということで謎にテンションが上がり、やりたいと強く感じたのを覚えています。

私は人と違った変なことをするのが好きなので、職人気質のようなFOは天職だと感じました。その時から今まで、どうやったらfoで強くなれるのか、チームのために強くなりたいと考えるようになりました。
今思うと、これは楽しく謎競技をするという考えから、チームの一員として役に立って見せるという芯の部分が変わった瞬間だと思います。自分の役割があり、チームにいられることは幸せなことです。

総括すると私の一年は、「ラクロスにハマり、楽しく成長実感している中でFOに出会い、更なる成長とチームの自覚を得る」というものだったと思います。こう見るととても充実しているように見えますね。立て看板のとおり、退屈してない日々を過ごしています。

長々と自分の話をしてきましたがここからは私がラクロス部を推す理由を話していこうと思います。

理由は3つほどあります。

1つ目は大学生は時間がすっっっごい余っているからです。よっぽど課題などで忙しい学部でない限り、放課後は暇です。大量に夜遊ぶ友達がいるか、バイトで年に150万くらい稼いで扶養を外れる予定があるなどの例外を除くと、暇です。さらに長期休みも、何も所属していない人だと、2ヶ月丸々暇です。世界一周する予定がないのであれば、何かに所属するのが良いでしょう。

2つ目はラクロスが悔しいながらマイナースポーツであることです。私と感性が近い人ならばこれをすぐに魅力と感じるでしょう。詳しく言うと、競合が比較少ない、自分もレギュラーになれる、ユース代表になれる、大学で謎競技やるってエピソード自体おもろくね?もし日本代表とかなれたら面白すぎない?という魅力です。人と変わったことをやりたい人は、ラクロス部に入部届を持って駆け込むべきでしょう。

3つ目は純粋にラクロスって面白いからです。ラクロスは謎スポーツだと思うんですが、ルールがちゃんとしてて面白いんですよね。度々おこるプライドをかけた1on1とか、集団の考えられたディフェンスとか、ゴール裏でおこる2on2などの局地戦とか、面白い要素が詰まってます。もっと流行ってもいいと感じてます。来季のオリンピック競技にも選ばれたらしいですし、将来流行ってくれたら、昔取った杵柄をぶん回せる日が来るのかもしれません。新一年のみなさんも杵柄チャンスですよ?

ここまで経験と入部をお薦めする理由を話してきましたが、大学生はいろんな可能性を孕んだ猶予期間を謳歌できる貴重な時間です。何者にでもなれる新一年生の皆さんは多くのことに触れてほしいです。いろんな新歓に参加して、いろんな先輩と喋ってみて、最終的にラクロス部にたどり着いてくれたら、非常に嬉しく思います。
男子ラクロス部一同、皆さんの入部を心待ちにしています。

グラウンドの端の方で1人でニヤニヤしながらクロスを倒してる男がいたら自分です。あいつかあって思ってくれたら嬉しいです。ではまた!!!