永遠の都 ローマ あとがき | ローマでお散歩

ローマでお散歩

ときどきローマ在住で、気まぐれ生活を送る私の、ガイドブックには載っていない、素敵なイタリア〈ローマ〉や
日本での生活、イタリア料理などをご紹介します。

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永遠の都ローマ あとがきです。


もう 連絡はしない。
そう心に決め
泣きながら過ごした2日間。

車の運転中。
同居人と
何度も約束をしたことを
思い出した。

付き合いだした頃から
何度も何度も
言われた言葉。

もしも、
万が一、
俺たちが
別れる様になったとしても
一生  友達でいると約束してくれ。

母親を若くにして亡くした
同居人には
何か、
トラウマがあるようだ。

俺たちは家族だ。
困った時には
俺が君を助ける。。。。

身体の弱りだしたパパと
たった2人っきりの家族の
同居人。

助けが必要なのは
本当は
彼なのかも知れない。

もう、
連絡をしないと
心に決めていたが、

考え方を変えた。

季節の変わり目など
たまには、
元気で頑張ってる?
そんな連絡をしてみようかと。

そう思ったら、
すうーと
心が楽になった。

頑固な彼は
人に助けを求める様な
人間ではない。

姉のフランチェスカにも
ぜったいに頼まない。
向こうから、
何かやる事ない?
大丈夫?
そう言ってくれるまで
意地でも頑張る。

だから、
もしもの時、
同居人が
SOSを出しやすい様に。
意地になっているときに
気がついてあげれるように。

そして、
何よりも、  
私の自身の為に。

連絡しようと思えば出来る。
だって、
私は家族なんだから。

そう思う事で
私の失った
ローマが戻ってくるような気がする。

せっかく出来た縁を
プツリと切るのはやめよう。

生きているかどうかも
わからないような
そんな関係にはなりたくない。

どうせ私は自由人。

結婚願望が
強かった訳ではない。
楽しい暮らしを求めていた。

どん底だった生活から
ローマをお散歩しだした様に
今はたとえ
どん底気分でも
また
どこかの街を散歩しだせばいい。


そして
いつか、
同居人のガキの顔もみてみたいし、、、、



私をローマに導いてくれた
同居人とその家族へ

ローマを通じて
ブログを読んでくださった
沢山の読者に皆様へ

ローマにまた帰ろうって
勇気と気持ちを
与えてくれた
ローマ在住の日本人妻の皆さんへ

本当に心より感謝です。


だから、
私のブログ「ローマでお散歩」
はあえて
最終回とはいいません。

またいつか、
ローマの街を
笑って歩けるような日が来るまで
ごきげんよう。



永遠の都ローマ。
私にとっても
ローマは永遠の都です。
 

こんな素敵な街で
恋に落ちた私達は、
幸せだった。


そして
これからも
お互い
幸せな道を歩めるように。

「全ての道はローマに通ず」

そう、
ローマからなら
きっと
どんな素敵な未来にも
通じる道が
あるはずだから。


トレビの泉に投げたコインが
いつか 
きっと
私をローマに
連れ戻してくれるはず。



永遠の都 ローマ。
ありがとう。







PS...
1週間過ぎた今日。
フランチェスカ姉さんから、
突然  
一枚の写真が届いた。
半年前にひーちゃんが
お土産にプレゼントしてくれた
歌舞伎の
フェースパックを顔にした写真。

あなたはずーと私の妹よ。
そう言ってくれた
フランチェスカ姉さんが
わざわざ、
私を気遣って、
私を笑顔にさせてくれた。

いままで見た
1番ブサイクな
お姉様だったけど、
ローマに家族が居るからね!

そう伝えてくれようと
した気がした。



たくさんの愛が溢れる街    ローマ。
わたしの思い出も   永遠に、、、、
                                                     chocoより
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