「最も売りやすい商品は、問題解決型の商品だ」とマーケティング
の大御所、ダンケネディは言っています。
私たちは、物を買うときに何にお金を払っているのでしょうか?
「何をとぼけた事を言ってるんだ!」ってお叱りを受けそうな
質問でしょうか?
例えば、シャンプーにしてもマスクにしても、その商品自体が
欲しくて買う訳じゃないですよね。
つまり、その物(商品)をお購入する事で、あなたが困っている
事が解決されたり、もしくは便利になるからこそ手に入れたいと
思うのではないですか?
要するに、物を購入する事で困っていた事などを解決してくれる
と思うからこそ、その商品を買うんですよね。
その商品を使う事で問題が解決できるから買うのであって、決して
その商品自体が欲しい訳ではないはずです。
数年前に、中国の大気汚染問題から、PM2.5の問題が大きく
取り上げられた事がありました。
その時に、国内シェアトップのシャープの空気清浄機の売り上げが
前年比で40%以上も上がったのだそうです。
PM2.5のニュースが連日放送された事で私たちは、「何とか
しなければ・・・」と考えた多くの人たちが、空気を綺麗にしたい
とこぞって購入したからですよね。
凄く分かりやすい例え話です。
エンジニアの人でしたら、素晴らしい商品を開発する・・という
問題に対して、性能や機能のより良いものを追求しがちですが、
消費者の立場になって考えたら、いかに困っていることを解決
してくれたり、暮らしがより便利になる商品を待ち望んでいる事
に注目してほしいと思うのです。
まず考える事は、「お客さんの困っている事は何か?」という事
が一番大切な問題であり、それを解決できる商品を作れたり、
見つけて宣伝すれば、商品は必ず売れるということになります。
消費者の目線にたって
・欲しいけど手に入らないものは何か?
・どのような嫌な経験をしているのか?
・何に困っているのか?
など、お客様に質問をしながら抱えている問題を明確にし、その
問題の解決できる商品を開発する。
明確な目標が決まれば、それに従って商品を開発すれば売り上げ
は自然に上がるはずですよね。
私たちネットビジネスに置き換えてみると、日ごろ見込み客が
何に悩み、どの様な便利さを欲しがっているのか?をリサーチ
する事で、アフィリエイトする商品も自ずとはっきりとして
来そうではないでしょうか?
情報商材であっても、悩みの解決が明白な物であれば、きっと
売れ行きも良くなると思います。
的確なニーズをつかむために、お客様の悩みや欲しい物に対して
的確な解決策を提示してあげる事が大事になってくると思います。
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