100円ショップ | 山田明郷オフィシャルブログ「明郷止水」powered by Ameba

100円ショップ

良質な物より安く簡単な物、100円ショップを利用する。
悪くは無いとは思います。
消耗品など、それで充分です。
しかし、そゆな物ばかりに囲まれての生活は、物を大切にする心を失います。
100円で大切まで捨てる様になります。
傘、昔は修理してくれる傘屋さんがありました。
今、壊れたら捨てます。
まだ、きちんと捨てるなら未だしも、壊れた場所で捨てる。
言語道断です。
100円ショップは壊れたら捨てる事しか教えません。
100円という制限の中で、如何に使える物を作ろうと努力している人達の気持ちまで捨てているのです。
確かに直してくれる所が無ければ捨てるしかありませんが、捨て方の気持ちの話しです。
それが人間関係にまで及ぶ。
邪魔になった人間を殺す所まで及んでいるのです。
人は物を大切にする心を忘れてはいけないのです。
物だけではなく、この世の全ての物、事柄を大切にしなければいけません。
要らなくなったペットを捨てる行為など、要らなくなった人間を殺す行為と何ら変わらない。
自転車でも高価な自転車は捨てません。
安い自転車だからなくなっても平気で居られる。
日本人は「勿体無い精神」で物や人を大切にして来た人種です。
その精神を失わせたのは、100円ショップという制度を編み出した社会です。
100円ショップの物は、並々ならぬ努力で物造りをしているのですから。

明郷