満開
美しいの一言です。
桜は日本の心です。
控え目な山桜が好きです。
どうだ~ と言わんばかりの桜より、下に酔っ払った花見客のいない山桜が好きです。
でも山桜も近づいてみると、どうだ~と言わんばかりに咲いてはいます。
枯れ木に灰を撒いて花を咲かせた花咲爺さんは、正に満開の時期を知っていて、撒いたに違いありません。
しかしどこに行ってもブルーシ‐トにブルーシ‐ト。
あまり浮かれないよう、少しはブルーになれよ と云うわけではないだろうけど、空にはピンク、地にはブルーのコントラスト。
いくら色的に合うとは言え ピンクとブルー、なかには真っ赤な顔顔顔。
とにかく賑やかで、皆幸せ者です。
急性アルコール中毒になっても、体育会系の一気飲み してるかどうか分からないけど酒に飲まれて吐きまくりでは無礼講でも桜に無礼だけれども、樹齢からして大人の桜は許しちゃう。
いずれ見向きもされない11ヶ月を耐えているから。
とまれ桜協奏曲もこの間の日曜日で終わり、やがて静かな公園に戻ります。
桜咲く 便りを心待ちにして 故郷の桜 蕾膨らみ始めなりけり。
昔は大学の合格通知は電報で「桜咲く」でした。
因みに不合格は「桜散る」
今は午前10時にインターネットで大学のホームページに入れば、合格者の受験番号が出てます。
クリック一発 合格発表。
何かの標語みたいになっちゃってます。
味気ない現代に一時の花見。
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