想い

子を思う母親の想いは どんな想いより強いのだと思います。

母性が無ければ、子孫繁栄は出来なかったのです。

父性は意識の中で育まれ、母性は無意識の中に組み込まれているのです。

分身として血肉を分けた子には、何物にも代え難い愛があるのです。

子供はそれを肌身に感じ育つのが自然体です。

子供に愛情を感じない、子供に虐待をしてしまう等は自然界には存在しない事象なのです。

人間のみ そういう事実があるならば、人間は自然界から遠のいた ある意味
動物園の檻の中の動物になってしまったのです。

人間社会と云う檻の中で 他の動物達の頂点に立つ意識を持ち、まるで支配をしている勘違いをし、動物園に行っているけれど、実は我々も大きな動物園に居ることを見ていないのです。

だから育児放棄もすれば、虐待もする。

後戻りは出来ないけれど、自然回帰を考えないと、人間はますます我を忘れて行くのです。

麻痺した感覚は戻らないのです。

何世代にも渡って狂いが生じ それに気がつかないできた我々は今考えないと取り返しがつかないのです。

環境に適応する能力を持った為に起きたズレが取り返しのつかない所に来たのです。

今の人類の課題が、そこにあるのです。