化粧 | 山田明郷オフィシャルブログ「明郷止水」powered by Ameba

化粧

揺れる電車の中でつけまつげをつけ
アイラインを引く
ブレる事なくメイクを仕上げる。

その技術と物怖じしない姿勢に感服します。

何の変哲もない顔が見事に綺麗になる様は、良いものを見せてもらったと、大道芸のごとくショーでした。

色々な節度を日本人は失いながら今日まで来ましたが、電車の中で女の子が化粧をするようになったのはいつ頃からでしょう?

どうでも良いと言えば、何から何までグズグズになっていきます。

でもこの社会現象は止められないでしょうから、ショーとして見るのも面白いと思うのですが、不躾にジロジロ見ているのもはばかられます!

考えれば考えるほど難しい。

しかし私も舞台の場合は自分で化粧をしなければなりません。

つけまつげやアイラインは引きません。

考えてみれば、メイク道具を揃えれば、結構な金額になります。

女性はその分だけでも男性よりお金がかかり、ファッションにしても、小物にしても、男性とは比べものにならない経費が掛かるわけです。

ましてブランド物なら大変です。

女性は楽ではないのですね。

でも 女性のほうが華があり、素敵に見えます!

今 そんな素敵な女性ばかりに囲まれた、明治座 6月公演 「大奥」の稽古に毎日通っています!

座長 浅野ゆう子さんは、光り輝いています!