改築工事 | 山田明郷オフィシャルブログ「明郷止水」powered by Ameba

改築工事

今 最寄り駅が改築をしています。

慣れ親しんだ駅舎がなくなり、何処にでもある駅舎に変わります。

日本は木と土と紙で家を作ってきました。

贅を尽くした建築はお城とお寺です。

贅を尽くせば何百年と持つのが日本建築です。

明治維新で廃藩廃城で美しいお城の多くが消えました。

昔は農家でも何百年と使える家を建てました。

最近は長年使うとい
うコンセプトより、安く 早く建てるに終始してます。

マッチ棒のような骨組みをホッチキスのような釘で留め、合板の壁で、観てくれは良いけど、長くは使えないでしょう。

大陸では集落を要塞のように造る必要があったけど、日本は城以外は要塞では無かった。

外国の脅威が無かったから!

そういった歴史が家造りに反映されています。

今の建て売り住宅は昔の長家と同じ感覚です。

でも今は価格は高い!

中国の富裕層が日本での家屋を買いに来てます。

いずれ日本の少子化の影響で日本人が減り、近隣諸国の人々が日本に住み着き、日本が日本でなくなる時が来るでしょう。

日本建築と中国建築のコラボレーションで、新たな建築文化が生まれ、日本建築は変わっていくのでしょうか?

日々の小さな変化が 積み重なり、気がついた時には、びっくりするだけ。

世の中の変化にはついて行くしかないのです。

ノスタルジーに浸るのもたまには良いですが。