ウイルス | 山田明郷オフィシャルブログ「明郷止水」powered by Ameba

ウイルス

ウイルスは進化変貌を遂げます。

結核菌も耐性菌に変貌すると、とても厄介です。

インフルエンザも進化をして人を襲います。

我々は伝染病を撲滅する努力をして、生活を守ってきました。

でも人の免疫システムを無効にするHIVが脅威になったのは歴史的に新しいです。

ウイルスはどこかに潜んでいて、何かのきっかけで牙をむくのです。

これこそ人類との戦争です。

いたちごっこのようだけど、彼らも地球上の同朋です。

毒虫も毒蛇も人間に害があるからと言って、絶滅させれば良いというものでもないです。

でもウイルスはそうもいかないから、絶滅させなければならないでしょう。

その為に薬を研究するわけですが、その薬のせいで耐性菌が出来る。

安全は人間側の考えで、ウイルスはただ自己保存で存在しているだけです。

自然界には自然淘汰という摂理があり一つの種類だけが増えるのを抑えているのです。

ところが、人間はその自然淘汰を覆し、増え続けてきました。

新しい病原体は自然淘汰への回帰なのです!

本当に気をつけないと、自然淘汰の波に飲み込まれていくでしょう!

この先 まだまだ脅威は続きます。

どんなウイルスが進化し突然変異をして現れてくるか予想もつきません。

でも必ず人間を標的にして襲ってきます。

人間は泥縄式での対処しか対応出来ないでしょう。

泥棒が現れてから縄を作る状況です。

その間に倒れる人を乗り越えていくしかないのです。

人と病原体との闘いはその歴史の上に立っていますが、終わる事の闘いです。

自然とは敵対でもあり味方でもあるものです。

何かのツケが回ってきたのではないでしょうか?

傍若無人に振る舞ってきたのではないのでしょうか?

今こそ 己と世界を見つめ直せとの警鐘ではないのでしょうか?

この課題はおろそかには出来ません。

これは人類の飽くなき闘いなのですから!