島を離れる直前、朱鷺が8羽ほど群れて田んぼの畦で餌を啄んでいるところに遭遇しました。






遠くからでしたが、思っていたよりも 大きな鳥で迫力ありました。


佐渡ではJA の堅野信組合長のお話でも、朱鷺の生態系を守るために、178年も前からネオニコチノイド系農薬の使用、ラウンドアップの散布も止めたのです。




島とは思えない水田が広がっていますが、畦道は雑草が人の手で綺麗に刈られて見事なものです。


昨日は愛知県の田原市に『食の安全を守る人々』の上映後のトークに行ってきましたが、参加者から夏なのに水田の畔はラウンドアップで赤茶色になっていると嘆いていましたが。


さすがに世界の農業遺産に指定されただけあって、現代の日本でこのような風景は他に見ることはできないでしょう。


これまでになるには、先人達の語りつくせぬ努力の賜物でしょうが、その1人TBS の報道特集にも出ていた斎藤真一郎にお会いして話も伺うことができました。 


当時、 ネオニコチノイド系農薬をなんとか止めようと必死に動いた市役所の農水の職員が現在の渡辺竜五市長さんです。


お会いしましたが なかなか立派な方です。

昨年1026日の全国オーガニック給食フォーラムにも参加していただきました。


6月に設立できました全国オーガニック給食協議会にも市長さん、JA の組合長さんにも参加頂いています。


今回、 協議会の事務局として、千葉県いすみ市の 渡辺課長や鮫田さん達と一緒に、第2回目の全国オーガニック給食フォーラムの開催のお願いに佐渡市にお伺いしたところです。