小田原で3頭の母豚で年間40頭を放牧で出荷し生業をたてている相原さんの豚さん達です。

久しぶりに彼にお逢いしましたが、元気で頑張っている姿を見て嬉しくなりました。

始めた時は全くの未経験者だとのことで、私も少し心配でしたが、今では貫禄十分、自信もほの見えます。

彼が用意してくれた弁当を豚さんたちが昼寝している豚舎で一緒に頂きました。

今回案内していただいた自伐林業に詳しい上垣くん、製材所経営の大山さん、 種子種苗の問題に取り組んできた女性県議の佐々木ナオミさんも一緒です。

豚舎をさわやかな春風が吹き抜けて目の前に広がる林も若葉が一斉に吹き出し、目にも鮮やかな新緑です。

時々豚さんたちのブーブーの泣き声を聴きながら、全く匂いのない畜舎でこんなに気持ちよく食事を頂けたのは初めてです。

私の最も理想とする環境に優しい安全な餌を食べさせ、何よりアニマルウェルフェアを実現している日本の小さな農家です。

その後上垣くんに最乗寺の林地、樹齢300〜400年の杉木立を案内していただきました。

樹皮にそっと触るとその圧倒的な生命力に私も何か力を頂いて、蘇るような感動に浸ることができました 。

一夜城歴史公園でしばらく前まで小田原市長を3期務めていた加藤憲一さんと待ち合わせてお会いすることができました。

加藤さんは今ではすっかり農家に戻って長靴姿で現れました。

彼が主催している風の谷あしがらの葡萄園を案内して頂きましたが、小高い丘にあって眼下に太平洋が見下ろせる素晴らしいところでした。

3年後ワインができたら、是非もう一度ここに来てワインをいただきたいものです。