大変大事な記事が、6月25日の日経新聞夕刊に掲載されました。シェア拡散していただけませんか。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO60761910V20C20A6000000/?fbclid=IwAR27x6K02WizP63P0xWsWCuL9gR9eKmanTUUUJXOrdyt2I9FTjgNrV1TBLs

 

モンサントを買収したドイツの製薬会社バイエルが、ラウンドアップで癌になったとして12.5万人から訴えられている訴訟で、弁護士事務所と1兆1600億円で和解と。
 
2018年米国で学校の用務員のジョンソンさんがラウンドアップを校庭の除草のために散布して癌になったとして訴え、裁判所は320億円の支払いをモンサントに命じました。
 
この裁判はなぜか日本では報道されませんでしたが、超トップニュースとして世界を震撼させました。

ドイツをはじめ約33の国は直ちにラウンドアップの主成分グリホサートの使用を禁止、規制等の措置を取りました。
 
日本だけはこっそりとグリホサートの残留農薬基準をものによっては400倍まで緩めて、今だにテレビコマーシャルでも宣伝されホームセンターに山積みされています。
 
昨年9月私はジョンソンさんにお会いして、代理人弁護士ロバートケネディJr.弁護士(ケネディ大統領の甥)にインタビュー致しました。
 
ロバートケネディJr.弁護士の話ではモンサントに勝訴できたのは同社の内部の機密資料を裁判に出すことができ、それにはモンサントがラウンドアップで癌になることを認識していたと。
 
当時モンサントを買収したバイエル社は、株価が6割ほど下がって1.2万人リストラを発表、ドル箱である抗生物質成長ホルモンなどの動物医薬品の事業を売却と。
 
同弁護士は、その売却代金8000億円でバイエルは和解したい意向だが、カナダやオーストラリアでもモンサントは訴えられているのでどうかなと笑っていましたが。
 
https://www.facebook.com/masahiko.yamada.125/posts/2066223796837448
(当時の私のブログ参照。報道されない事実です。)
 
私には今回未曾有の巨額な賠償金によるバイエルの和解は、ラウンドアップで癌になることを自ら 認めたことに他ならないとしか思えません。
 
これからラウンドアップ耐性の遺伝子組み換え農産物だけでなく、除草剤ジカンバも訴訟の対象になるのではないかと。
 
さらに米国では、ラウンドアップの広告が虚偽広告であるとして集団訴訟になり、同様にバイエルとの間で和解が進められたように。
 
日本でもラウンドアップは環境に優しい除草剤で、直ぐに生分解されて土壌が汚染されることはないとしているのはまさに虚偽広告そのものです。