いよいよ連休明けから種苗法の改定案の審議が始まります。
 
種子法が森友加計学園の騒ぎの中でこっそりと審議されたように、新型コロナの非常事態宣言の中、このままでは2日ほどの審議で重要な法案が可決されるのでは。
 
しかし、地方は動き出しました。
 
三重県議会が、種苗法改定について慎重な審議を求める衆参両院に向けての意見書を、このほど全会一致で可決しました。

与党であっても誰でもが納得できるような簡潔で要を得た意見書です。ぜひ読んでください。
http://www.pref.mie.lg.jp/KENGIKAI/000125209_00044.htm
 
現在、札幌市議会、清瀬市議会、所沢市議会、徳島県の上勝町議会など、各市町村から国会に対して続々と意見書が上がってきています。

長野県議会も継続審議、埼玉県議会は1回目は不採択になりましたものの、いくつかの都道府県でも意見書提出の準備がなされているようです。
 
地方のマスコミも動き出しました。
 
東京新聞、中日新聞、神戸新聞、FMTOKYO、FM山陰のラジオ局などが、続々と種苗法改定問題を取り上げ始めています。
 
ことに中日新聞、東京新聞の社説は種苗法改定の本質をよくとらえたもので、 短いものですから資料にあげましたのでこれも是非読んでください 。
 
思わぬ援軍も飛び出して来ています。
 
女優の柴咲コウさん、京都大学藤井聡教授も種苗法改定に反対の表明をしていただいてます。
 
まず、私たち地元出身の国会議員さんに与野党問わず電話やファックスで「非常事態宣言の中、不要不急な種苗法の改定は審議をしないでほしい」とお願いいたしましょう。
 
そして、私たちの住んでいる市町村議会に紹介議員を通じて、三重県のように慎重な審議を求める意見書を国に対して出してもらうよう、手続きを直ぐに取りましょう。

闘いはいよいよ正念場です。
 
 
*藤井教授のツイート
https://twitter.com/SF_SatoshiFu…/status/1255990367981199360