しかし、他の6ヵ国が批准手続きを終える迄は発効できません。関連法もそうです。

真っ先に批准手続きを終えたメキシコは先日総選挙で新しい大統領、ロベス、オプラートル氏が就任しました。

 

同氏はトランプと並び称される個性的な人物で、TPP断固反対、同じように反対しているマレーシァのマハテール新首相同様、再交渉を求めて来ると思われます。

そして、かなわなければ、トランプ同様離脱するのではないでしょうか。

そうなれば、まだTPP11もこれからどうなるかわかりません。

また冷静に世界の流れを見れば、トランプの米国民の雇用を守る為に、各国は鉄鋼、アルミ等に10から25%の関税をかけて来ました。

中国、ロシア、EU.韓国も.自国民を守る為に、米国に同レベルの報復関税をかけてWToのバネル(裁判)に提訴しています。

日本だけが何もせずに、米国のいいなりで、自らがまる裸に為ろうとしています。

今こそ、米国からの農産物に各国と同様に、思い切った関税をかけ、それをもとに、独立国として堂々と渡りあうべきです。

それに、私が気になることがあります。

TPP並行協議の交換文書にあるように、規制改革会議の提言に従って、種子法廃止、働き方改革、水道法改定と次々にこの国会で法案を通していることです。

今日は私はTPP違憲訴訟の田井弁護士と一緒に、山形にコメの種場農家の菊池さんに、事情を聞きに向かっているところです。

種子と種苗の裁判の準備の為です。

また、いよいよ日欧EPAも調印されるとのことで、今日6時から官邸前で抗議集会です。私は間に合わないかも。

この行き過ぎた自由貿易を阻止する為に諦めず、最後まで闘いましょう。

世界の流れはそこまで来ているので、私達は必ず勝利します。