心が何ともなごみます。
栃木県の上三河町に稲葉光國さんの民間稲作研究所に
有機農業による稲の種子栽培を見せて頂きに来ました。
除草剤を一切使わない稲作の技術、苗代に水を一杯張って、そこに秘訣があるとのことでした。
そこまでにはどれだけの失敗があったか。
コシヒカリの原種を試験場から分けて頂き種籾を
有機で増殖できるようになった日本の技術の素晴らしさ。
稲葉さんの話では住友化学の「みつひかり」、日本モンサントの「つくばSD」の種籾はF1なので
毎年農家は購入しなければならず価格も5倍から10倍と。
しかも種子法の廃止で日本の稲の原種、原原種、優良品種、技術の知見の全てを
モンサント等の企業に譲渡する。(農業競走力強化支援法8条4項)
今、300種ある各地の稲の種子を銘柄が多すぎるとして、企業の為に集約する。(農業競走力強化支援法8条3項)
許されない。