「種子を制するものは世界を支配する」と言われています。

遺伝子組み換えのコメの種子が日本でも作付される怖れが出て来ました。

重要なことですので、最後まで読んでシエア拡散して頂けませんか。

 

この法律によって、日本の大切な穀物、コメ、麦、大豆等の種子を国が管理して

各都道府県が、原種を維持、優良品種の奨励監視、増殖して来ました。

お陰で、日本の穀物の種子は100%国産で賄われて来たのです。

しかもコメ農家にとっては格安でコメ等の種子を購入出来たのです。

 

国の管理がなくなれば、外資のモンサント等巨大な種子会社が主要穀物種子市場にも参入して来ることになります。

既に三井化学がコメの新品種「みつひかり」F1を、

モンサントと提携している住友化学が「つくばSD」を開発、実用化しています。

 

かつては野菜等の種子も100%が国産でしたが、今では90%は海外からの輸入になってしまいました。

 

また、コメの大切な原種が外資の大手種子会社に譲渡されるのではないか、NAFTAでメキシコのトウモロコシの原種が米国の会社に種苗登録がなされたように。

さらに恐ろしいことになります。

私が大臣の時、農水省では既に

「遺伝子組み換え農産物はこれ迄の品種改良の延長に過ぎないので安全である」

とのチラシを用意していたのです。

 

私は直ちに全てのチラシを破棄させましたが、

国は遺伝子組み換えのコメの新品種WRKY45を、

病気に強い品種等を筑波の隔離圃場で栽培を始めています。

 

聞くところでは、日本モンサント、住友化学等との共同開発によるもので、

後は日本での作付にはカルタヘナ法による承認が必要とされています。

 

ちなみに、日本でも大豆、トウモロコシ等130の遺伝子組み換え種子が

安全なものとして承認され、何時でも作付できる態勢にあります。

 

EU、一昨年はロシア、中国が遺伝子組み換え農産物は作らせない、流通させないとしている中に、残念です。

 

これもTPP協定の条文にある「遺伝子組み換え農産物の新規承認を促進する」とあることの先取りでアベ与党は着々と対米従属を進めています。

 

改めて、皆さんにお願いがあります。

主要穀物種子法の廃止について、京都大学の久野秀二教授を招いて、

3月27日(月)2時から5時まで、衆議院第一議員会館大会議室で勉強会を開きます。

是非参加して頂けませんか。