トランプ大統領の最初の仕事は、働く人の為に
満面の笑みで、TPPを永遠に離脱する旨の大統領令への署名だった。
予想されたことだったが、6年間ひたすらTPPに反対して来た私にとって、
感慨深いものがあった。
今、米国や英国等EUの国民にとって自由貿易は
一部の多国籍企業、富裕層にとっては利益をもたらしたが、
99%の国民を貧困に落とし入れた。
そのことを身を持って実感した米国国民は自由貿易の行き過ぎを後悔、
トランプを選び、英国をEU離脱に走らせた。
日本はどうだろうか。
テレビ、新聞、政治評論家も相変わらずトランプを保護貿易だとして非難するばかり、
日本に矛先が向けられても、日米同盟は確固たるものでその内に分かって貰えると。
本来ならば、TPPで米国の要求を飲んでしまった日本としては、
これ迄の交渉の経緯を一旦白紙に戻して、日本国民の利益を第一に
新たな交渉に備えなければならない。
週刊金曜日に今回のこのような安倍総理を、ドアホのミクスとして
浜矩子が、ずばりと安倍総理を切り捨てている。
面白い。是非読んで欲しい。
その後に私の「TPPの次にもたされる対米従属」も読んで欲しい。
今日の日刊ゲンダイに日米首脳会談の危うさについて私のコメントも。