中でも著作権法のTPPによる改訂は、私達のインターネットの自由を損ないかねない

大事な内容を含んでいます。

関連法案では著作権違反は、親告罪が非親告罪になることになりますが、

解りにくいと思います。

親告罪とは強姦罪のように被害者が示談等で告訴を取り下げたら罪にならないが、

猥褻罪は非親告罪なので、被害者の意向に関わりなく罪として処罰できます。

 

例えば、著名な評論家植草さんも猥褻罪でいきなり逮捕、勾留、刑罰に処せられました。

猥褻罪は被害者の供述だけで、植草さんの場合には監視ビデオがあったに関わらず、

検察は最後迄証拠として出さす有罪になりました。

現在冤罪として、再審の請求をしています。

他にも複数のジャーナリストが猥褻罪で逮捕されています。

 

怖いのは、現在私達は日常誰でも、厳密には著作権法に違反していることです。

 

例えば、TPP違憲訴訟の弁護団で会議の資料としてコピーを配布しましたが、

これも解釈では電磁的な記録として違反になります。

私もこのFBで、社名は記するものの、新聞記事を貼り付けて、

私の意見を書いてシェア、拡散して貰っています。

 

今回、参議院で関連法案として著作権法の改訂が成立したら、

私はいつ逮捕されてもおかしくないことになります。

日本ではコミケ(漫画の二次創作)、コスプレ等も長い間親告罪とされてきたので心配いらなかったのです。

TPP協定18章77条6の(g)では、著作権違反は非親告罪にしなければならないとあります。

さらに同条の(a)では拘禁刑を併課することになっていて、

罰金は将来侵害行為を抑止するための十分に高額な罰金でなければならないとあります。

民事の損害額の請求についても、日本では現実に生じた損害額なので、

10万か20万円でしたが、米国の場合は1千ら2千万円と桁が違います。

そうなったら、私達はこれ迄のように自由な発言が怖くなっててきなくなり、

憲法で保証されている表現自由 が犯されるのではと心配です。

 

それだけでは有りません。

 

TPP協定,18章80条、政府の仮訳を読んで下さい。

法律で政府の認めるソフトウェアシステムしか使用出来なくなり、

ネットの自由も失われるのではないでしょうか。

こんな恐ろしい関連法案が、今日24日総理入れて集中審議されるのです。

折しも、雪の予報ですか、私は正午には参議院会館前に座り込み、

抗議の声を上げに行きます。

17時から第二衆議院会館、第3会議室で国会議員との意見交換会です。

是非、参加して頂けませんか。
良かったらシェア、拡散して下さい。

写真は今日の滋賀県湖南でのTPP緊急講演、会場にはJA栗東の組合長も見えていました。