米国でもTPPに反対している農業団体『ファーマーズ・ユニオン』がある。
この団体は、家族農業者を主体とした少規模の農家20万人が集まっていて、
農業団体としては米国では2番目に大きい。

ロジャー・ジョンソン会長に1時間ほとお会いした。
一目で魅了された。素晴らしい人物である。
モンサント等の大企業が農業をビジネスとして、
農家を借金漬けに奴隷農場にしてしまったことに反発、徹底してTPPに反対している。
彼らはまさに、今回の大統領予備選で
バーニー・サンダースを支援、運動したもっとも有力団体でもある。

私から日本の状況を説明して
「バーニー・サンダースを日本に招聘したい。是非協力して欲しい」
とお願いした。

ジョンソン会長 「いつか」
私「今、大統領選挙のど真ん中なので、その後の11月中でも」
 ジョンソン会長「遅すぎる、採決前にサンダースに日本に行くよう、私から直接お願いする」

実に力強い応援で嬉しくなった。
早速、彼から日本の農家向けにビデオメッセージを頂いた。
彼は農業のことより、ISDS等の貧富の格差等熱心に語ってくれた。