やはり気になります。
 
米国農務省は、今回のTPP合意を受けて、
「これで世界
の食料危機に備えて、始めて貿易協定で、
 遺伝子組み換え
食品の輸出を認めさせることができた。
 米国にとって時期を得た偉大な成果である」
と自画自賛の
コメントをしました。

これまで、私もBSEの問題など何度も訪米しましたが、
その都度農務省に寄って意見交換してきました。

小麦については、大豆やトウモロコシと違って家畜が食べるものではなく
人間が食するものだから、遺伝子組み換え
の種子は作らせないとしていたのです。

ところが、2年前に、全米小麦協会のドローシー会長にTPPの件でお会いしたら、
これから遺伝子組み換えの小麦
を栽培すると言い出しました。

どうやら、現実のものになって来ました。

先日のブログに記載したように、TPP協定の8章TBTのよれば、
パッケージに遺伝子組み換えの小麦であること
も表示できなくなりそうです。

日本農業新聞の記事です。