小泉進次郎の「農業新時代」に騙されてはならない。

政府はTPPの農業対策として3000億円予算を組むとしているが、
米国ですら年に2兆円規模の所得補償をしている。

米国ではトウモロコシでも、1エーカーあたり28ドル、
コメでは、1トンあたりの生産コストを元に目標価格を設定、
国際相場との価格差を農家に直接支払いしている。

私は養豚協会の会長が
「我々だけは政府から1円も貰ってない」
と胸を張ったのを印象深く覚えている。

今回、TPPの政府発表では肉牛、小麦、砂糖等関税収入の一部を
直接生産者に補填していた制度を無くすことになったが、
その関税分だけでも、1500億円は無くなる。

農水省は、農家の収入が輸入の拡大によって減る分は保険金で賄う、
結局農家にそのお金を積み立てさせることにしている。

消費者、国民は牛肉、豚肉等食料代が安くなると喜んているが、
国の関税収入は4000億円減ってその分消費税が上げられることになる。

森山農水大臣はやはり土地改良事業は大事だと言い始めた。
またもや無駄な公共事業に私達の税金を。

嘘つき安倍政権に、今こそ私達国民、農民は怒らなければならない。

怒る時に怒る。
自民党に参院選で一泡吹かせる。
覚悟の時は来た。

今日、麹町のオーガニックカフェで安保法に反対した
「ママとも」塚本美季さん達にTPPでの農業の話を。

聞いて頂き嬉しかった。写真を。

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