アトランタからですが、TPP大変なことになって来ました。
皆さん、是非シェア、拡散して頂けませんか。

TPP閣僚会議、安倍総理が最後だと言っていますが、
今日一日、朝から、医薬品の問題、酪農製品、自動車の順で協議がなされました。

何時も主席交渉官を朝、昼、晩と追いかけている、
ピーター、メリンダ、ジエアーズから話を聞いて、私も青くなっています。

難題とされた自動車の部品の域内調達、原産地規制の問題は
皆が協議が終った後、皆が自信ありげだったとのこと。

私が日本は4割でなく5割を超えるところまでは譲歩しそうだと話たら、
それならハワイの閣僚会議て反対したメキシコ、カナダも了解するとのこと。

ジェネリック薬品が作れなくなるデータ保護期間も、
昨日まではオーストラリア、ニュージーランド、マレーシア、チリ、ペルーの5ヶ国は5年で、
日米は8年で対決してきた。

今日になって5ヶ国は6年、米国も7年まで降りて来て
今夜8時から再び協議がなされているとのこと。

最後まで揉めていた乳製品の問題も、
ニュージーランドはカナダ、米国が少し譲れば医薬品の保護期間で
譲歩する用意があるとの話。

カナダは首相の総選挙を前に何故降りるのかと聞いたら、
ここで合意しても30日間は内容を明らかにしないでいいので、それまでに選挙は終る、
なるほど。

会議は1日延びて2日には合意される可能性が、急浮上。

しかし、米国の反対は日増しに強くなり、今日も議員達が頑張っていたが、
9月25日にはわずか8日間で158名の下院議員が反対の署名をしている。

そのなかにはTPPの前提になるTPA法案に賛成した議員もかなり含まれている。

米国はTPP協定を批准することは90日ルールがあって、
来年は大統領選挙、11月には下院議員の総選挙があって、
絶対に不可能とのこと。

明日早朝からウエスティンホテルの前で、日本から筵旗も持って来たので、
民主党の議員3人も一緒に反対の声を挙げる。