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徳島県の山奥那珂郡の、姿谷に林業家橋本光治さんを訪ねて来ました。




「良い山は美しく、癒される」まさに、にその通りで感動致しました。

かつてドイツの黒い森に一週間入って林業を視察して考えさせられました。
山は同じような登り下りがあって、同じような重機を使って施業者を行っているのに、なんでカマボコ板ソトバを輸入しなければならないか疑問だったのです。...

聞いているうちに分かりました。
ドイツでは1hの山に120mの重機が入る作業道があったのに日本では13mしかなかったのです。


私は農水大臣になって、林業再生プランを作成して、 それまて1m57万円かけていた林道をやめて1m5000円で日本の山、800万平方キロに1h100mの作業道を作ることに予算を付けたのです。

そして、日本の国土の8割を占める山を社会的共通資本として、全額国の負担で境界の分からい、不在地主の山にも作業道をつけ、間伐ができる新しい法律を作ったのです。

なんと、橋本さんは30年間になんと1hの山に300mの作業道を作り上げて、3tのユンボと2tのトラックだけで、100hの山で素晴らしい経営を行っていたのです。

皆伐を止めて、間伐を続けながら、多様性の環境と調和しつつ択伐を行う、これが理想の林業です。
写真を見てください。
杉の天然林の横に、コウゾミツマタ(和紙の原料)の花が、可憐に咲いています。


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