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9月11日  かねてからメルマガを始めたいと思っていたが、ようやく実現することになった。パソコンに弱い年代としてなかなか思い切れなかった。それでもプログをだいたい週に1回書き始めて1年半続けることができて、少しばかり続けられる自信がついた。何をメルマガで伝えたらいいのか余り深く考えないことにした。政治家として、一個人として思いついたことをそのままに書き記していきたい。たとえれば雑感みたいなものだろうか。時折、食の安全に関するレポートなど一緒にお送りしたい。

 ところで足を骨折して2O日間が過ぎた。北海道から、九州と車椅子で歩きながら、普段では考えないこと、いろいろと気づいたことがあった。

① 乗り物はほとんどが、車椅子で対応してくれる。ことに飛行機は実に丁寧で、どんな田舎の空港、五島、対馬などにも飛行機の乗り降りはリフトまで用意しているので、自分の車椅子を手荷物で預ければ全国どこにでも一人で旅行できる。

② 鉄道、私鉄はそれぞれエレベーターも用意されていて配慮がなされているが、JRは意外と不親切である。ことに身体障害者がどこから乗ればいいか表示がなされていない。

③ 船便ももう少し配慮していただければありがたい。

④ タクシーを利用する場合、乗務員さんは非常に親切だが、タクシーに乗り込んで車椅子を後ろのトランクに載せてもらう際、プロパンガス使用なので車椅子が載らないことがある。少しガスタンクの位置を変えれば誰でもタクシーに乗れることになる。

⑤ ホテルはまだまだ身体障害者用の部屋は少ない。仕方が無いんだろうが、2から3割は割高である。それでもいいと思うが、トイレはともあれお風呂は狭いなりにも、もう少し工夫していただければありがたい。

⑥ 建物に入るときにスロープがあるとほっとする。まだまだ少ないが階段のところに、とりあえず建築資材の板でも延べていただければ、容易に車椅子で入ることができる。

⑦ 最近の車椅子はよくできていて、後ろのバーを足で踏むだけで、前輪が梃子の原理で容易に持ち上がるので少々の階段は上がることができる。

⑧ 世の中に親切な人が多いが、ヘルパーさんだけでなく、普段から車椅子の動かし方を知っていれば、手伝ってもらうほうは助かる。

⑨ 部屋の中では敷居さえなければ、自由にどこにでもいけるが、ドアが少し狭い。トイレに行くにしても車椅子がなかなかすんなりと進めない。あと10センチ、ドアを広くしてもらえば、どこにでもいける。是非建築設計士さんにお願いしたい。

⑩ 欲を言えば、車椅子の目線でも洗面所、台所などで水道の蛇口なども考えていただければ申し分ない。

思いつくままに書いてみた。

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