マラソンに例えると、42キロのマラソンを走り始めてようやくゴールが見えてきたので
全力疾走で走り出した。
突然笛が鳴って「マラソンはやめだ」と言われたようなショック。それが衆議院議員の今の正直な心境ではないだろうか。
誰しもが、すでに事務所も借りて電話も揃え、ポスターチラシなども印刷を終えて準備万端整えたところだった。
政治は一寸先はわからない。まさにその通りである。
無いと言っていて、油断をさせておいて、本当は解散をするかもしれない。
確か、中曽根さんが総理のとき寝たふり解散をやったことがあった。解散はしないと記者会見した1週間後に解散総選挙に踏み切った。
今もいろいろな噂さが飛び交っている。年末解散、年初総選挙、任期満了選挙など。
政治は疑心暗鬼、魑魅魍魎の世界だ、だから面白いのかもしれない。
当事者としては、ほとほとにまいる。
小沢一郎が言った。
「解散は遠くない。それだけ選挙運動ができるではないか。よい方向で考えよう」
そうだ。
この世の中を少しでも、少しでも変えなければならないと志した道ではないか。
今、ようやくそのチャンスが訪れようとしている。
臆することなく、解散の延期もまたチャンスと活かしてみよう。
引き続き、まっすぐに戦うことだ。