午後8時10分、羽田から福岡への飛行機に乗る。タンゴを聴きながらしばし瞑想にふける。1時時間半前の衆議院本会議での解散。万歳、万歳と叫んだのが嘘のような静けさだ。機内の両側の窓は真っ暗闇。飛行機は飛び続ける。トンネルを抜けたい。抜けなければ成らない。そんな、大業に日本のためにとは言わない。しかし希望という列車が昔あったような気がする。まっしぐらに、ただまっしぐらに闘いぬかなければならない。