久しぶりに映画「ホテル・ルワンダ」を見て感動した。もう10年前になるだろうか。私は新進党時代、安全保障議員連盟の事務局長としてルワンダに自衛隊のPKOのキャンプを視察して、難民キャンプを訪れたことがある。その難民キャンプで、豆のスープをツチ族の親子にいただき、わからないままに話したあのときの明るい笑顔がいつまでも忘れられない。実話をもとにしたストーリーだが、ホテル・ルワンダの支配人が、100万人を超える大量虐殺のさ中で、一人で、死に物狂いで1280人の難民をかばい続けて闘った感動の記録で、支配人の日記をもとにした実話だけに最初から、息をつく暇もないほどに迫力にあふれていた。映画館を出てからも、ルワンダ賛歌いつまでも耳に残る。・・・・・・・・・天も泣く。イエスも泣く。ルワンダの民の声が、神にきこえないかルワンダ、ルワンダ、ルワンダ祖国を、故郷を限りなく愛し、命を大切にする思いが、私たちの心を深くゆさぶる。このようなことは、ソマリア、そしてイラクでも行われている。影の部分は、報道されないとしても、今日本でも、高齢者が取り残された過疎地、離島などでは進んでいるではないか。取り残されて、見えないところでの残虐な仕打ち。果たして、あのようなルワンダでの極限の状況で、私だったらどうしただろうか。自分の命を犠牲にしてまでも、正義のために闘えただろうか。