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 昨日、私の平河町の事務所に週刊ポストの記者が「自民党農政と農協との関係」についてお聞きしたいと取材に来た。

 

「今回の総選挙で山田先生が体を張ってTPPに反対してきたのに農協は自民党を応援したのはなぜですか?」

そう聞かれても私には答えようがない。確かに九州以外では民主党で私と一緒にTPPで戦った仲間は数多く農協の推薦を受けていた。結果は圧倒的な多数で自公が政権に返り咲いた。

 

 自民党の安倍総理、石破幹事長もともと野田総理と同様TPPについては推進論者だった。この22日に安倍さんが訪米してオバマ大統領との会談が予定されている。私も気になって、自民党のTPPを撤回する会の会長森山裕議員さんに尋ねたが「7月の参議院選挙までは交渉参加しないだろう」と述べた。

 

 しかし自民党の菅官房長官も高市早苗政調会長の発言も微妙に変わってきた。米国の通商代表部のカトラーもまだ日本に滞在して水面下で懸案の自動車などの交渉を続けている。

 

 心配だ。

 

 今朝、昨年日比谷野音で「一万人キャンドル集会」を開いた仲間が私の事務所に相談に来た。私は民主党の「慎重に考える会」では「今回の訪米は心配ないだろう」と言われているときでも必ず国民会議で超党派の大集会を開いて「署名」「決議文」をもって政府、官邸に乗り込んだ。

 

 できれば与党自民党の森山さんにその役割を果たしてほしいが・・・・・・。

 

 やむを得ないとすれば・民主党を中心として緑の風、生活、未来も一緒になって解散総選挙で空白になっている「現在の事前協議」の状況を勉強会を再開して少しでも明らかにしてほしい。私も議員ではないがそのために動き出すとそのような話を週刊ポストの記者にしておいた。

 

 そして、さっそく民主党の現職議員、郡司前農水大臣、篠原孝君などと連絡を取り始めた

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