残念だが昨日、私が提案者となった民主党の農業漁業再生プランの法案は、黄川田君が本会議場で賛成討論を行ってくれたが、自民党の反対多数で否決されてしまった。しかし私の中には爽やかなものが残った。衆議院農水委員会で延べ36時間、中川農水大臣の横に座って審議してもらい、その間ずっと法案の答弁を続けた。同時期に衆議院の厚生労働委員では民主党提出のがん法案は審議すらされなかっといわれている。私が提案者となった法案には野党提案としては、誰かが「空前絶後だろう」と言っていたが、衆議院調査室が250ページに及ぶ法案資料作成してくれたし、自民党からも最後まで厳しい質問が相次いだ。中川大臣も審議が終わった時点で、私の席まで来て、丁寧な評価をいただいた。「俺は山田さんに敬意を表して、言いなりに審議時間をとったよ」自民党筆頭理事の二田さんも、にこにこして語ってくれた。小沢一郎代表が小泉総理との党首討論で「自民党が多数なのだから、最後は多数決で結構だが、それまでは十分な審議を尽くしてほしい」と語ったが、まさに農水委員会では十分な審議を尽くしていただけたと感謝する。政府提出の担い手法案にも、5月16日衆議院農水委員会で、私にしては久しぶりに、納得のいく質問をさせていただいたのでホームページで読んでいただきたい。