久しぶりにパソコンに向かう。昨年の暮れ、香港のWTO会議から帰ったところで、風邪をこじらせてしまった。「なに、風邪くらい」と無理を重ねた天罰だったのだろうか。もう若くはない。病院に担ぎ込まれたときには重症の肺炎で即入院となってしまった。年末、年始は熱にうなされながら、病院で過ごすことになってしまった。「世の中は、生きているだけで、まる儲け」と何年か前のテレビドラマで聞いたことがあったが、まさに実感した。生き続けること、生かされていることを続けられること自体、大変なことなのだ。神に感謝。久しぶりに真剣にお祈りした。東京は雪、静かに、雪が降り続けている。