2024年1月16日
視察1日目は京都府の南山城村の公共交通の取り組みをお聴かせ頂きました。
高齢化に伴い、免許証返納やドライバー不足などで、移動手段の確保が課題になっている中、
高齢率50%を超える南山城村の取り組みは、毎年上昇している猪名川町の高齢率の先をゆく取り組みだと感じました。
猪名川町の高齢率33%をはるかに上回る自治体が行っている、地域住民による移動手段【村タク】に関心を持ちました。
(実際に使用している車両と村タクの事務所)
具体的には、取り組みを行う団体を構成し、運転は主にシルバー人材センター(構成団体)に登録している方が担っておられ、シルバー世代の生きがい作りも期待できそうとの事で、良いサイクルだと感じます。
猪名川町では、ふれあいバス運行・チョイソコ運行負担金・阪急バス杉生線の赤字に対する暫定的支援を合わせるとおよそ6500万円ほど支出している中で、今後、同程度の支出が可能かどうか、また、それ以上の支出が想定される状況を考えると、仕組みを考え直す時期と感じます。
南山城村には事業者がゼロだったこともあり、逆に進めやすかった部分もあるように感じますが、ゼロであっても関係機関や事業者のご協力やご理解も大事だったとのことです。
(交通空白地であることが前提)
あわせて、仕組みについても大切ですが、個人的には取り組むまでの背景にとても興味がありました。
お話をお聞かせいただき、村長の明確な目標提示と事業者になる覚悟、行政と住民が具体的な共通の目標をもって進める事が、課題解決への近道だと痛感。
(お伺いさせていただいた南山城村役場(正面から写せなくて残念)・役場内に飾られていたお茶畑の写真・庁舎内にあったドリンクサーバー)
印象に残っているヒーローは?
リボンの騎士♡
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