5月8日の臨時会閉会後、行政報告のメールが届きました。
内容は、使い捨てマスクを全戸配布します。
マスクの調達は。。。
株式会社三栄ケアサービスから
1枚45円のマスクを15万枚購入
随意契約
正直、『さっきまで議会を開き、補正予算審査をしていたのだから、何故説明しなかったのだろう。』と感じました。
しかし、今回はタイトルにもある様に、本題はマスクの金額。
議会対応やその他モロモロは一旦横に置いておいて。。。
8日提案された補正予算の中に、マスクや消毒液を購入する費用が計上されていました。
まずは詳細について改めて確認。
消耗品費355万8000円の内訳→
除菌液 9万3000円
アルコール 66万円
マスク 280万5000円
除菌液は、18日から配布される次亜塩素酸水の素(というのでしょうか)で、2万4000 リットル作る事ができるそうです。
1日1世帯2リットルまで。
来た人全てに2リットル配布すると仮定すると1万2000世帯分。
マスクは、これまでも福祉施設・医療機関・保育所などに配布している物で、1回17000枚×3回分=51000枚
(在庫分から出していくとは思います)
280万5000円÷51000枚=50円
?1枚50円?
そこで、気になるコトを【聞いてみました】。
質問:三栄ケアサービスから1枚45円でマスクを急遽購入との事ですが、三栄ケアサービスとの取り引き実績は?
回答:ありません。
質問:50円のマスクも45円のマスクも中国製ですか?
回答:はい。国産でこの金額でまとまった量は入って来ません。
質問:前から住民に配りたいと思っていましたか?
回答:思っていました。そこへまとまった枚数の話が入ってきました。
質問:三栄ケアサービスに在庫がどれくらいあるか確認しましたか?
回答:していません。
質問:もし在庫があったとしたら、1枚50円で51000枚買うより、45円のマスクを買った方が良いと思いませんか?
回答:1枚50円の方はまだ契約していないので、検討します。
マスク配布の時期や配布そのものの必要性、何故予備費?何故随意契約?取り引き先云々について、考え方や感じ方は様々だと思います。
それを全て横に置いておいて、役場として、感染症対策が長期化すると予測しているのであれば、差額でおよそ7万リットル約3万5000世帯分の次亜塩素酸水を作る事ができます。
学校が始まると学校でも使うことができるかもしれません。
他のコロナ対策にまわせるかもしれません。
そういった意味から、可能であれば45円のマスクを購入する方が、予算の有効活用に繋がると思います。
ちなみに1枚45円で15万枚購入のマスクは、本日役場に到着し、配布分12万枚は検品しながら10枚ずつセットされているようでした。3万枚は在庫にするとの事。
✳✳✳つづく✳✳✳