fish plant | 山田京子のもっといながわ(^-^)/ もっと議会を身近に! もっと政治を身近に! 猪名川町 猪名川町議会
1月22日(木)

昨日の視察報告です✧ •̀.̫•́✧

岡山理科大学工学部

応用化学科にて、

山本准教授から『好適環境水』

についてのお話を聞かせて

いただきました。

好適環境水は、魚の生育に必要な

ナトリウム・カリウム・

カルシウムを一定量淡水に

加えた水で、この水の中では、

淡水魚と海水魚が一緒に生息でき、

この水で育てた魚は

魚病にかかりにくく、

成長も早いということです。

この水を使えば、たとえ山の中でも、

水源があれば、海水魚を

養殖することが可能で、

実際に、キャンパス内にある

魚の養殖場も見学させて頂きました。

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これまでトラフグ・ヒラメ・

シマアジ・ウナギ・クエ・

車エビの養殖で成果を出されていて、

今後、養殖に適合する魚種拡大に向け、

研究されていました。

養殖場では、マグロ・ウナギ・フグ・

ヒラメ・鮭・ブラックタイガー

などなどの養殖をされていました。

昨年高騰していたウナギが

沢山泳いでいるのを見て、

思わず『おいしそう』と

言ってしまいました(笑)

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この好適環境水についての

技術的なことや、研究を始めた

経緯はおいといて。。。(笑)

私たちが住む町で、海水魚の

養殖ができるのではないか。。。。。

そうすると、当たり前ですが、

設備にかかるコスト、

養殖にかかるコスト、

特許を取得されているので、

特許使用料などが気になります。

先生のお話では、水槽設備に

かかるコストに関しては

課題の1つで、コスト低減に向け

開発を進められていて、

実用化までは、もう少し

時間がかかるそうです。が…

そう遠くはないようです✧ •̀.̫•́✧

視察では、実用化されたときに

かかるコストなどについても

質問でき、とても参考になる、

有意義な視察となりました。

水産庁は、海面養殖は

増やさないという指針を

出していると言う話もあり、 

2040年には、40%が

陸上養殖になるのではないか

というデータがあるそうです。

徐々に増えていく世界人口に伴う

食糧危機に備え、陸上で、

海を知らない海水魚を養殖する。

それを、猪名川町でもやる。

そうすることで、雇用が生まれ、

新たな特産品が生まれ、

町に活力が生まるのではないかと

考えます。

そんな期待と願いが膨らむ視察でした。