可動式太陽光発電パネル | 山田京子のもっといながわ(^-^)/ もっと議会を身近に! もっと政治を身近に! 猪名川町 猪名川町議会
10月14日(月)

先日、姫路市と(株)フジプレミアムが

共同で研究を行っている現場へ

視察に行ってきました。

どんな研究かというと、

稲作に必要な管理コストを

太陽光発電による売電収入で

賄う事が出来ないかという

実証実験。

姫路市が所有する1199㎡の水田に、

今年6月、支柱タイプの

太陽光発電設備4基を設置。

この設備は、太陽を追尾して

回転するため、固定式と比べ、

1.5倍の発電ができ、

4基での売電収入は、

年間100万円を見込まれる。

設置することにより、

いくらか太陽光が浴びられ

なくなることで、稲の重量が減って

いないかの実験が行われる。

農水省は、営農継続を前提に、

平均収穫量の80%以上の確保と、

品質の劣化が無いことが認められれば、

一時転用許可(支柱部分)の対象として

認めている。

実証実験に2000万円かかり、

約半分を市が負担。

市は、遊休農地の拡大防止のため、

売電収入を農地管理費にあて、

農業による収入と売電による収入で

農地を守っていく仕組みづくりを

検証している。

担当の方の話では、

やはりコストが課題で、

設備に補助が出来たとしても、

個人ではなく、農事法人等への

補助になるだろうとのこと。

本町にも12400㎡もの

遊休農地があり、

とても興味深い取り組みでした。


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